昨日、「宇宙戦艦ヤマト2199」第7章、最終章を観てきました。
2199の存在を遅れて知ってからというもの、リメイクによる若干の
違和感は覚えたものの、ずっと観てきてよかったです。
幸いにも、劇場限定版Blu-rayDiscの応募用紙を当日手に入れ、
ネット注文を済ませました。
では、第7章について、公式からのあらすじと、私の記憶を頼りに、
ネタバレ最小限に感想を書いてみたいと思います。
■第23話「たった一人の戦争」
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イスカンダルとガミラスの存在するサレザー恒星系にワープアウトした
ヤマト。そのヤマトを突如、高エネルギー体の攻撃が襲う。窮地のヤマ
トに沖田が下した命令は、最大全速での惑星ガミラスへの突入だった。
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[感想]
・ガミラスの海ではなく、総統府へ艦ごと突入して白兵戦なんぞやって
ていいのでしょうか(笑)
沖田艦長の作戦というと、よく言えば剛胆、悪く言えば「無謀」では?
・ヤマト突入でデスラーがとった、(私、そしてデスラーの臣民たちに
とって)驚きの行動はちょっと理解しにくかったですね。
これまで、どこか醒めたデスラーのセリフがこの行動の伏線となって
いたようです。
・ヒス副総統って、ほんとはできる人物(善人)だったというのがちょっと
驚きでした。
■第24話「遥かなる約束の地」
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ガミラスとの死闘の果てにイスカンダルへと到達したヤマト。イスカン
ダルの女王スターシャと謁見するヤマトクルーに、彼女は思いも寄ら
ぬことを告げるのであった…。
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[感想]
・いやー、イスカンダルって、ほんと美しい星なんだなあとスクリーンを
眺めました。(技術の進歩って凄いですね)
・凡庸な私には、コスモリバースの「記憶エレメント」ちゅうー難解な解釈
がどうもよくわかりませんでした。
・今どきアニメのお約束なのか?大磯ロングビーチイスカンダル編あり。
・初代同様、古代守はイスカンダルにいるのか・・これは内緒。
■第25話「終わりなき戦い」
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コスモリバースシステムを受領し、地球へと帰還途上のヤマト。行程
短縮のため、亜空間ゲートから銀河系へワープせんとバラン星へ向
かうが、バラン星宙域にはヤマトを密かに待ち受けるガミラス艦隊が
あった。
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[感想]
・やはり、銀河向け亜空間ゲートにはデスラーの罠がありましたね。
第6章での戦闘シーンを見慣れていると、そのあっけなくデスウーラⅡ
世がやられてしまうと、ドメルのがんばりはなんだったのかなあという
印象。それにしても、ガミラスの大艦隊はどこに行ったの?
・亜空間では、実体弾がショックカノンより役にたつんだよなあ。
■第26話(最終話)「青い星の記憶」
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地球を目前にしたヤマト。艦内では様々なドラマが展開していた。伴
侶を得るもの、新たなる生命の息吹、そして…。赤く焼け爛れた地球
を再び見上げるヤマトクルー達に、ある奇跡が起ころうとしていた。
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[感想]
・しかしですね、作戦行動中なのに、こういう展開もありなんでしょうかね。
「伴侶」を「僧侶」と読み替えてみるとよし。
・そして、思わぬところで感涙したのが、ある「奇跡」でした。さすがに
沖田艦長の復活なんてことはありませんので、念のため。
・最終話はなんといっても、沖田艦長の最後のシーンでしょう。
わかっちゃいるけど、佐渡先生の最敬礼、何年経っても荘厳で、これ
を上回る演出はないでしょうね。
ざっと、こんな感想でしたが、みなさん、ぜひ劇場に足を運んで観てくだ
さいませ。また、これからテレビ放映されるので、私の感想についてコメ
ントなどくだされば幸いです。
追記:
最終章のオープニングは、やはり、ささきいさおさんのあの歌で始まり
ました。初代へのリスペクトの現れでしょうか。
追記2:8/26
ブログ読者のみなさまには、いい年して、むかしのアニメのリメイクに
喜んでいる子どもじみた大人と見えているかもしれません。
正直、実際、大人になって改めてヤマト2199を鑑賞してみたところ、
いろんなところに「なんで?」という演出や解釈が出てきて困惑しま
した。
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でも、いいんです。子どもの頃、ヤマトを観てわくわくし、素直に喜び、
感動したあの頃の感覚が再び味わえたことだけで。
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「ヤマトはよい艦です」
沖田艦長、徳川機関長とともに、私もそう思っているひとりです。