「悪ふざけ」と「代償」の境界線、ネット時代に再定義が必要かも
悪ふざけの写真をtwitterにアップする一連の事件ですが、その
行為に対する代償は、場合により、店舗閉鎖、損害賠償の検討、
さらには刑事告訴など、「若気の至り」では済まない事態になって
いるようです。
この「悪ふざけ」、許容されるか、されないかはの境界線というの
は、やった本人、その会社でのとらえ方でケースバイケースで
対応することになるのでしょう。
「すでに社会的制裁を受けている」
こんな悪ふざけした店員さんは、たぶん相当叱られたうえ、クビに
なり、しかも、個人情報を晒されネットで懲らしめられているはず。
それをもって反省して、今後の人生を考えなさい!というのがだい
たいの対処ではないかと、私は思います。
「もっと厳しく罰するべき」
悪ふざけ迷惑行為によって、信用が落ち売上げが落ちたり、事故
が起きれば責任問題とも成りかねないというのもまた事実。
ブロンコビリーの事例では、店舗閉鎖したうえ、店員に対して賠償
請求を検討するという報道を知り、「えっ、そこまでやるの?」という
のが率直な感想ですね。一方、USJでの大学生による迷惑行為
では、報道機関の情報が正しいとすれば、これは度を越していて、
かなり悪質なので、刑事事件も相当だよなと思います。
しかし、 時と場合を考えずにウケを狙って様々なことをしでかすこ
とって、過去にもあったのでは?と思うのですが、現在は影響力の
大きい(拡散力の大きい)ネット(SNS)を使うことから、
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ここまでは「悪ふざけ」の許容範疇だが、ここからは「取り返しの付
かない代償を払う」ことになるという「境界線」を、いま一度再定義
していく必要があるのかもしれません。
--------------------------------------------------------ちょっとかわいそうだけど、かれらは「一罰百戒」として、再定義の
前例となるのでしょうか。
注記:
「一罰百戒(いちばつひゃっかい)」とは、
一人を罰することで、他の人々が同様の罪を犯さないように警告
すること、いわゆる見せしめのこと。「一罰」は、一人への罰で、
「百戒」は、百人への戒めです。