ディフェンダーの2次精検 別の「地雷」を踏んでしまうの巻き
突然の不調で精密検査になった、わがディフェンダー90。排気系
の故障が疑われており、最悪、数十万円もの出費が必要になると
の話しに、ついに手放すときが来たかと思い詰めておりました。
さて、昨晩、ディーラーのメカさんから電話で結果報告がありました
ので、会話形式でお話ししていきましょう。
また、いつもの長いブログですが、お付合いくださいませ。
メカさん:診断結果ですが、排気パイプのほうは大丈夫でした。
わたし:ほっ。 と、いうことは原因は「失火」ですか?
メカさん:そうです。点火系を点検したところV8の6気筒と4気筒が
「失火」しているのを確認しました。
わたし:排気が脈を打っていたのと、吹けが悪く、マフラーから爆発
音がしたのはそのせいですね。床下からの異音はなんだったので
しょうか?
メカさん:たぶん、オフロードで石をどこかに挟んでしまっていたの
ではないかと思います。現在、足回りを点検しています。
メカさん:現在、コイルが切れていて点火していない箇所が2つみつ
かりました。直すにはコイルを交換する必要があります。
わたし:では、そのコイルの交換だけで直りますか?
メカさん:そうです。しかし、コイルは単体で品番がないので、全部
交換することになります。それがちょっと高いのです。
品番:ERR6269 ignition coil assy
実物がこちら
わたし:えっ?そ、そのパーツはいくらするのですか?
メカさん:純正パーツですと、10万円になりますが、現在、国内、
本国 (UK)とも、在庫欠品になっています。
わたし:えらい、高いじゃないですか!! しかも在庫がなければ、
直せないってことですか?
メカさん:いえ、幸い、ディフェンダーには社外品のパーツがけっこう
あるので、いま社外品をあたっています。そのほうが安く
あがると思います。
こちらはディスコ1と2ndレンジ用の社外イグニッションコイル
メカさん:プラグコードとプラグは車検のとき、交換してませんよね?
わたし:ええ、前オーナーが社外品に交換されていて、前回の車検
のときもまだ大丈夫とのお話しでしたよ。
前オーナーにより、社外のプラグコードにNGKのプラグ(ノー
マル)が取り付けられています。
メカさん:まあ、点火系のリフレッシュということでは、今回いっしょに
交換するのがベターですが、金額がかさみますからご案内
していませんが・・・。
わたし:プラグとプラグコードはいかほどになるのでしょうか。
メカさん:では、種類と値段をあたってお知らせしましょう。
こちらは永井のウルトラプラグコード(高いけど、よさげなコードです)
こちらはイリジウムプラグ(燃費の向上とかアイドリング安定など
メリットのあるプラグですが、価格が標準の4倍高いのが難)
と、いうことで排気系の故障でなかったものの、いずれにせよ、
かなりの出費になるのは確実のようです。
ランドローバーのオーナーになるには、ある程度、こんな出費を
覚悟できることが前提となりますよ。 ったく、もう・・・。