都内ごみ焼却灰に高い放射能物質検出を考える
東京都と東京23区清掃一部事務組合は27日、一般家庭ゴミなどを処理
する23区内の清掃工場のうち、江戸川清掃工場で発生した焼却灰から、
1キログラムあたり8千ベクレルを超える放射性セシウムが検出されたと
発表した。同組合によると、灰はフィルターで集められ、運搬時などは密閉
しているほか、施設周辺の空間放射線量の測定結果からも、外部環境へ
の影響はないとみている。
都などによると、一般廃棄物の焼却灰の放射線量を測定したのは福島県
をのぞく自治体では初めてとみられる。
産経新聞 06月27日23時34分
こちらは都内の不燃ごみ処理施設です
このニュース、どうも一時的な事象では、恐らくないであろうと思うの
です。
これから東京で、ゴミを燃やすと、かなりの放射性物質が出てくることが、
常にあると思います。
なにも、これは東京に限ったことではなくて、首都圏、いや関東全般に言え
ることだとも思っています。
うすうす予感していたことであるものの、「集めて燃やしたら濃縮される」
わけですよ。(お茶から高い放射能が見つかったのといっしょ)
セオリー通りとはいえ、これは、かなり重大な事態ではないかと思うのです。
どうしてかというと、大都市が機能するかしないかの生命線のひとつがこの
ゴミ処理だからです。
ゴミを処理できなくなれば、その都市は機能を果たせなくなってしまいます。
「ただちに影響のでるレベルではありません。」となにかにつけて言われて
もですね、、
うーん、この見えない厄介な放射能、この先、ほんとうに困った問題
です。