ディフェンダー90の革巻きシフトノブは貴重なのです
1998年にランドローバー誕生50周年を記念するモデルとして販売されたのが、
私の乗っているディフェンダー90 50thモデルです。
当時、ローバージャパンが英国に導入を働きかけた仕様は、V8ガソリンエンジン
に、オートマチックトランスミッションの組み合わせでした。
当時の主たるラインナップが、ディーゼルにマニュアルだったところに、どうして?
という疑問がいまだにあるのですが、この希望が叶えられ、総生産台数1150台
のうち、450台がはるばる海を渡って日本にやってきました。
こちらは、発売当時の面影を残す(標準仕様)ディフェンダー90の運転席です。
トランスミッションには、ディスカバリーで使用される4速オートマチックトランス
ミッション(ZF製4HP22型)、トランスファにはランドローバーの主力ユニットで
あるLT230を採用しています。というか、当時、実績のある組み合わせを流用
したということでしょうね。
さて、北米仕様(左ハンドル)も含め、国内に入ってきたディフェンダー90の
シフトノブは革巻き仕様になっています。
しかし、経年劣化で縫い込みがほつれていたり、すでに取り外されて販売さ
れているものも多くあります。ちなみに私のノブも左側にほつれが見受けら
れます。
この革巻きシフトノブは、生産台数が極めて少なかったこともあり、パーツ
の在庫がありません。
ちなみにディスコ1やクラッシックレンジのシフトノブが流用できそうですが、
これはパーツ扱いだからか、革巻きになっていないのです。
交換がきかないので、運転中は常に大事に(やさしく)扱ってやっています。
もし、このブログをご覧のかたで革巻きシフトノブのパーツ情報がありました
ら、ぜひコメントを寄せていただければ幸いです。