勤務中のネットサーフィン、「やり過ぎ注意」の事例研究
業務外ネットサーフィンてのは、ときたま目に余るレベルまでやって
いると、痛いニュースとして報道されるネタではあります。
-----------------------------------------------------------
「仕事に関係のないサイトをみている」。こんな通報から発覚したのは、
前代未聞のアダルトサイト閲覧のロングラン・サーフィンだった。
閲覧期間は7年間で推計727時間。大阪府の学校事務職員。
-----------------------------------------------------------
しかし、7年で727時間を換算して考えてみると、、
年当たり 103.8h
月当たり 8.65h
日当たり 0.41h = 24.6分 ※週休2日、祝祭日休みの一般企業
「えっ?たった24分なの?」
「フツー、それくらいなら、みんなやってない?」
たぶん、一般企業の数値で均すとそうなるけど、学校関係で夏休みと
かあるだろうし、もっと多くなるのでしょうか。
見ていたのが「アダルトサイト」というのが、オヤジらしくていいです
よね。
業務外利用の禁止に触れたということでしょうけど、このケースの場合、
長期間に渡って、アダルトサイトを見ていたのが教職関係者としてけし
からんということなんでしょうか。
さて、7年間もやってて気づかれなかった原因について考えてみると、
①フィルタリングの網を「すり抜け」てしまった
※巧妙なすり抜け手口があるのかと思いきや、エアポケット?
引っかけるフィルターキーワードは万能ではないんですよねえ。
仕事でお付き合いのある会社のサイトがブロックされたりするし。
②ログ解析で7年間もやってたことが発覚
※ログって、膨大なデータの集合ですから、解析ソフトを導入して
監視でもしないかぎり、普段からいちいち追跡なんかしてられないし、
後追いしかならないわけです。
③背後が壁で職場の監視の目をすり抜ける「死角」があった
※オフィスレイアウトの問題というか、みんな上司の目をかいくぐる
術はもっていますよね。(笑)
それにしても、気づかれない
④社員の規範意識の低さ
※「規範意識」つーものは、聖人君子でもない限り、抑止が
ないとどんなもんだか。
現在は、会社のネットは使わず、スマホでサーフィンするのがスマートな
作法かもしれません。
まあ、フツーに仕事をがんばるわれわれへの教訓としては、なにごとも
やりすぎはよくないってことでしょう。
仕事し過ぎは「過労死」になってしまいますし、やらな過ぎは「失職」
になります。
さて、適度に息抜きして、今週もお仕事、お勉強、がんばりましょう。