神奈川県が27日夜に津波からの避難を促すメールを誤配信した
件ですが、実際に市町村に連絡したものの避難した形跡はなかった
とのこと。
システム上の誤配信なら、修正すれば終りだけれど、問題は配信
されても避難するひとがほとんどいなかったことではないでしょうか?
たぶん、ほとんど揺れを感じなかったので、きっと誤報ではないかと
思われたことも影響しているのだと思います。
結果的に、作ったシステムのテスト運用みたいなったわけですが、
昨年の東日本大震災のときも、7割もの人々がすぐに逃げず、自宅
にとどまっていたという事実が教訓として活かされていないようです。
大震災発生時の津波警報の画面
まあ、いくら警報を出したところで、逃げない人は逃げないと思う
年も経てば、津波警報が出て行動に移すひとが、大震災以前の
低い数字に戻ってしまうかもしれませんね。
とにかく、あの日の教訓を忘れないようにしなければなりません。