涸沢に着いた翌日は早朝から快晴、今日は穂高連峰の最高峰、奥穂高岳をめざします。
涸沢のキャンプ場から見上げると、穂高岳山荘のちいさな赤い屋根が見えています。
ひとまずここをめざして登っていきます。
どんどん、高度を稼いでいきます。
ザイテングラードと呼ばれる尾根道を登ると小屋への
最後の登りになります。
そして到着した穂高岳山荘、もう登山者で混雑しています。
ここから奥穂高岳への登り始めにあるのがこのコース。
ほぼ垂直に登るはしごが二つあります。
24日は登山者で登り下りともこんな混雑です。あまり高度を感じないかもしれませんが、
カメラを見据える先はほぼ真上(頭上)なんですよ。
しかも、登り下りの動きがあまりないのです。
「お~い、早く行ってくれよー」
「そう言われても行けないじゃん、先が詰まってるんだから~」
登り切った場所から山荘を見下ろすとこんな感じです。高度感を感じていただけるでしょうか?
奥穂の登りの途中にある道標です。こんな澄み切った快晴です。
すでに下りるかたもいるなかを、どんどん登っていきます。
頂上付近からは遠くに槍ヶ岳が望めました。ここが北アルプスの主峰の峰々です。
進行方向右側にはジャンダルムと西穂高岳が望めます。すでに山頂には何人ものひとが
みえます。
ここが奥穂高岳の頂上付近です。も~う、ひと、ひと、ひと・・・・。山頂への待ち行列です。
頂上からすこし進んだところから頂上を写してみました。頂上付近は人ごみが激しくてあまり
長くいることができませんでした。
さて、予想したとおり、どんどん登ってきたら、基本縦走しなけりゃ下るひとが多いわけで、
この有様です。ついには頂上からつづく下りの列になってしまいました。ここで1時間30分くらい
待つ羽目になってしまいました。恐るべき人気のお山の混雑です。
そこでこの交通整理にエースが西穂方面からやってこられました。山岳警備隊のみなさんです。
しかし、このごつごつした岩場に黄色いユニホーム、そして白いヘルメットが似合います。
警備隊員のかたの交通整理で動きだす長い待ち行列。まず、登りを優先して通過させ、それから
下りを誘導されました。
しかし、垂直のはしごの上部で、ずっと待たされるのも、なかなか気持ちのよい経験が
できました。
写真を撮る元気がありませんでしたので、「NO PHOTO」ですいません。