映画『空飛ぶタイヤ』、すっきりしたくて観てきました

以前のブログで鑑賞するつもりとご報告していたとおり『空飛ぶタイヤ』を観てきました。
事前に原作は読んでの鑑賞だったからか、上下2巻の原作を2時間で映像にまとめるわけですから、展開がとても早くて、もうそこまで行ったのって感じで観ていました。

前宣伝ではホープ銀行の井崎を演じる高橋一生さん、そしてホープ自動車の沢田課長を演じるディーン・フジオカさんがよく出てきましたが、実際には中心はディーン・フジオカさんの沢田課長の登場が圧倒的に多かったですね。一生さん目当てなら裏切られます。

f:id:defender110:20180617224347j:plain

それにしても長瀬くんの演じる赤松社長は、叩かれても叩かれてもくじけないタフな役どころを演じていました。しかし、私がいちばんに感じ入ったのがこのシーンです。

亡くなった奥様の四十九日の法要のとき、旦那さんが参列にきた赤松を追い返し際に語った言葉、セリフは思い出せないものの、グサッと心に突き刺さりましたね。突然家族を奪われた現実ちゅーもんがどんなことなのか、考えさせられました。このあと、お子供さんが赤松に渡した書いた文集でも、すごく切ない気持ちになりました。

f:id:defender110:20180617225456j:plain

そしてドラマはクライマックスのホープ自動車への家宅捜索を見入る赤松運送の社員たち。歓喜のなか、私も思わずガッツポーズをしてしまいました。

f:id:defender110:20180617230657j:plain

まあ、とにかく世の中、理不尽なこと、おかしなことが一杯の今だからこそ、ぜひ鑑賞されることをお勧めします。