(一年の終わりに)人生、歳を取るほど背負うものが増えるけど…
気付けば、もうすぐ一年が終わり、当たり前のよう
にまた次の一年が始まる。
そんな時の流れに抗うこともできず、また、ひとつ
歳を重ねる。
それこそ人生というものかもしれないが、気付くと
知らずうちに背負っているものが増えている。
守るべきものがあれば、「無難にいきましょ」と、
囁く声に誘われ、進む道はたしかに安全そう。
正直、その道を進んだほうがラクなんだが、もう
ちょっと、ほかになにかあるんじゃないかと思う気
もするし、敢えて、脇道を進んでみるのも、おも
しろいかもかもしれないという期待もまだある。
まあ、どちらを取っても人生、安全だと思った道が
じつは行き止まりってこともあるし、先の見えない
道も、飛び込んでみなければ、わからないことも
あるから、来る年も、まずは己の信ずる道を行って
みようと思う。