人生には、一体どんな目的があるのでしょうか
大学時代のサークル仲間から近況をもらったのだが、
大学時代に結婚したH君はついにお孫さんができて
おじいちゃんになったそうだ。またサークルの部長を
していたK君は就職した県警で署長を拝命したという。
それぞれ傍から見ればいい人生を送っているよなあ
とうらやましくも思えたりする。
翻って、わたしはどうか?
相変わらず、人生、ゴールがわからないまま、
ひたすら走っているみたいなもんですかね。
長いマラソンみたいなもんだから、ペース配分も
考えなくちゃいけないけど、どこがゴールかわから
ないから、いま、ある道のことしか考えられません。
しかも、走っていればいろんな障害物が出てくるし、
どこからか頼みもしないのに、競争相手が現れて
蹴落とされそうになったりもします。
そんなこんなに負けず、ひらすら走っていった先に
はゴールがあると思うのだが、この歳になっても
まだ、なにも見えず。
お釈迦さま曰く、だれもが走っていった先は人生の
崖っぷちなんだそうですよ。
崖っぷちってのは、だれにでもやってくる死期のこと。
その崖から落ちていくときには、そこまでやってきた
ことは、まったく何の関係なく、がんばったひともそう
でないひとも等しく崖から落ちてなくなる。
そうだとしたら、そんな人生になぜあくせくしなくては
いけないんでしょうか。なぜ、苦悩しなくてはいけない
のでしょうか?
いったい、人生にはどんな目的があるんでしょうか?