「軍師官兵衛」第22話、半兵衛「享年36歳」を考えさせられました

軍師官兵衛」第22話では、有岡城に幽閉されている官兵衛

の救出がメインではありますが、竹中半兵衛の短すぎる生涯

を終えるシーンがものすごく印象に残りました。

自身の死を悟って、軍師たるもの戦場で死にたいということで、

秀吉のもとに駆けつけた半兵衛。

戻った半兵衛を、秀吉はこんな顔で喜んでくれたわけです。

死を覚悟して戻った半兵衛も、さぞうれしかったこと

でしょう。

いつもは大げさな演技だよなあと思って観ていた秀吉の

演技に、今日はぐっときてしまいました。

しかし、いくら優秀な軍師でも自らの命を長らえる術は

ありませんでしたね。それにしても36歳の人生はいか

にも無念でしょう。6歳の息子重門を残して逝くわけです

から・・・。合掌

秀吉は半兵衛の死に人目をはばからず泣いていたと

いうエンディングのナレーションにもぐっときました。

半兵衛さん、この人の軍師でよかったですね。

さて、今度は救われる命、官兵衛の幽閉がどんなに過酷な

だったかということがよく表現されていたと思います。

生きたくても生きられない命もあれば、生還して息子長政

(松寿丸)とともに戦国を駆け抜けていく命もあるわけです。

この時代を生き残るということがどれほどたいへんなもの

なのか、だからこそ、一度限りの命ということを考えさせ

られた今話でした。