「軍師官兵衛」第15話、今も昔も人の世は難しいですね
とくに、義理の兄、櫛橋左京進と戦うことになって
しまった官兵衛。その原因は、官兵衛への妬みに
あるそうな。
両者がにらみ合うシーンはなかなか緊迫感のある
演技でした。
今回、評定での毛利への寝返りの裏には、毛利の策士、
安国寺恵瓊がいました。織田に組みしても、結局は
播磨を秀吉に盗られるだけ・・・、などと諜略したわけ
です。
前後しますが、信長の指示で石山本願寺との和睦に動く
も失敗して、落胆する荒木村重がいましたね。
成果を出さねば、捨てられるという定め、その失敗の元
は、指示を出している信長本人なんですよね。
いまもむかしも、人の世を渡っていくのはたいへんな
ものだよなあと、ドラマを観ながら感じた次第です。
追記:
第16話は「上月城の守り」、いったん救援に向うも信長
の「上月城の援軍を引き払い、神吉城と志方城を攻め
落とし、三木城を包囲せよ」との命で転進。
妻・光の父、志方城主・櫛橋左京進、そして上月城で
孤軍奮闘する尼子勝久、山中鹿介の運命は・・・。
官兵衛前半のヤマ場、幽閉に向け、だんだんおもしろく
なってきています。