世論調査の民意ってのは本当なんでしょうか?

昨日、マスコミによる世論調査が発表になりましたね。

マスコミ各社での報道されていますが、一例として朝日新聞

の報道での見出しをみてみると、

内閣の震災対応「評価しない」60% 朝日新聞世論調査

朝日新聞社の全国定例世論調査(電話)によると、東日本大

震災への菅内閣の対応を「評価する」と答えた人は22%に

とどまり、「評価しない」が60%に上った。福島第一原発事故

への対応に限ると「評価する」16%、「評価しない」67%となり、

さらに厳しい視線が注がれている。

朝日新聞 4月18日配信)

なにかのタイミングでマスコミが世論調査というのをやって

報道しています。

いつも、「この世論調査の結果(民意)はこうだ」という記事を

みるにつけ、

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これはほんとうに民意なんだろうかと思うのです。

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私個人としたら、阪神淡路大震災のときの政府の対応なんか

に比べれれば、よっぽどましじゃないかという印象なのですが。。

世論調査は、質問する事項やその順序によってかんたんに

ある方向へと結論が誘導されてしまいやすいというのもまた

事実だと思うのです。

だから、世論調査の結果ってのは、マスコミの活字やテレビ

で出てくる声の大きな司会者や評論家の言動で、かんたんに

左右される、移ろいやすい上っ面の民意に過ぎないのではな

いかと個人的には思っています。

だから、権威のある、しかるべき公平な機関が行ったほうが

いいんじゃないでしょうか。

マスコミが自分で作った調査結果で、報道しているのは、

いわば自作自演(いわゆるマッチポンプ)じゃないか?

注釈) マッチポンプ

自分でマッチで火をつけておきながら、火が大きくなるとポン

プで水をかけて消すという意味です。