茨城県沖の余震、大陸のジグソーパズルの境目なんだ

昨夜も茨城県北部で震度4の地震がありましたね。

余震がかなり収まってきて、ちょっとほっとしているんのですが、ときたま

発生する余震は、いずれも茨城県沖周辺で発生しています。

なぜ、ここで発生しているのかというと、以下の記事が参考になります。

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東日本巨大地震を引き起こした地殻の破壊が茨城県沖で止まったのは、

フィリピン海プレート(岩板)によるものであることが、海洋研究開発機構

調査でわかった。

地殻の破壊は、宮城県沖から北と南へそれぞれ進んでいったが、南下して

いった破壊は、茨城県沖と房総沖の境にある同プレートの北東端でちょうど

止まったとしている。

shuttlexの備忘録と私的雑感

2011年3月24日14時45分 読売新聞  ・・・続きを読む

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今回の巨大な地殻変動の末端をフィリピン海プレートが受け持ったという

ことは、このストレスが、新たにこのプレートに掛かっているということ。

いずれこのストレスが発散される日がくることを忘れてはならないと

思います。

その日が千年単位なのか数年後なのか、はてまた数ヶ月後なのかは、

神の見えざる手によるものなのでわかりません。

過去の事例

・大津波を伴う約1150年前の巨大地震貞観地震

・2004年12月26日発生のスマトラ島沖地震では、その約3か月後に

 同程度のM8.6の地震が発生

地震の活動期に入った日本、必要以上に悲観的になることもありませんが、

かといって地震に対する備えを怠ってはなりません。