メカ好きならこんな耕運機が欲しくなるものです

もちろんうちの30坪に満たない農園では無用の長物ということはわかってはいるんですが、欲しいんですよね。この耕運機。ホンダのラッキーボーイFU400。

泥にまみれながら、4ストロークのエンジンが大地をぐんぐん耕す、その様にはうっとりとしてしまいます。

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マニュアルシフトで操作するところもいいですね。メカを感じながら、野菜作りができるのって楽しみが倍増しそうです。

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先週末、パーツ注文でホームセンターに出向き、展示されている実機をみました。価格は17万円なり。ちょっと高いよなあ。
そもそも、どこに保管すんの? クルマに載せられる? 私のような区画する農法ぢゃ使えないでしょうよ?

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でも、いいんです。欲しいものは欲しいわけです。
どこかに中古が格安で販売されていないかなあと期待する今日この頃です。

 

 

菜園日誌20180409 ホンダ「プチな」のプチアップグレードを考える

中古で買ったホンダのミニ耕運機の整備をやっています。まずは泥とさびを落とし、プラグ交換、キャブレター清掃、オイル交換、ギアベアリンググリスアップ、最後に錆びたハンドルとローターを補修塗装していい感じになりました。あとは衣装替えして新しくしていきましょう。

私の耕運機は先代のホームセンターモデルのホリデー。人気のモデルらしく2002年にホンダブランドに統合されてから2016年まで基本変わっていません。こんな息の長い道具って好きです。

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さて、今回のプチアップグレードは、泥よけカバーを白から赤に、リコイルスターターの上部にあるステッカーをホリデーからプチなに変更します。

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これらのパーツを取り寄せて、見た目のアップグレードします。まあ、こんなことをするのは私だけでしょうね。

 

 

菜園日誌20180401 ミニ耕運機のアイドリング調整を行いました

清掃できれいになったホンダの4ストエンジン搭載のミニ耕運機ですが、排気量は49ccと原チャリと同じエンジンです。ならば、キャブレターのニードルでも汚れているんだろうから清掃すれば直るはずと目算を付けていました。

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と確信したのは、かつて高校の頃、中古のホンダダックスやモンキーを買って整備したり、ちょこちょこ改造して遊んでいたからなのです。
それにしても懐かしいバイクたちです。画像を見つけるのにネットを探していたら、いまでも人気があるようで中古価格がえらい高いんですね。

こちらがホンダのダックス

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こちらがホンダのモンキー、私が乗っていたのはこんな初代に近いものと記憶しています。f:id:defender110:20180408042511j:plain

点検箇所は、オイルの状態と残量、点火プラグの焼け状態、キャブレターに詰まり具合などでしょうか。
オイルは中古屋で補充されていました。点火プラグを抜いてみるとカーボンが全体に付着しており、即交換します。

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そして、こちらがキャブレターのパーツ図です。分解したら4のチャンバー、3のフロートがかなり汚れていました。エアー吸い込み口も汚れています。

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チョークを引くとかかるが、チョークを戻すとエンストする状態といえば、チョークを引いているというと空気が入らず、燃料が濃い状態になっていてエンジンが掛かるが、チョークを開くとエンジンが止まるということは、規定量のガソリンが放出されていないってことでしょう。キャブレター下部のチャンバーの汚れ具合をみるに、やはり、これが不調の主因でしょうね。

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実際、チャンバーを開いてみると、緑色のごみがかなり付着していました。ニードルを抜こうとしたら固着していて抜けません。汗;
そこでキャブレタークリーナーで清掃して、灯油に1日漬けておきました。それから仮組みして始動してみると、一発始動。チョークを戻していってもアイドリングしています。しかし、ここで問題が発生。アイドリングが高すぎてアクセルレバーを放しておいても前に進んでしまいます。
アイドリングを調整するにも、原チャリとはちょっと構造が違っています。

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上部写真の右側にロッドでつながっている棒上のものが「スロットルガバナ」と呼ばれるバーです。

耕耘中のローターには土地の固さで負荷が変わってもエンジン回転数を一定にする機構です。
仕組み的にはおもりとバネを使って回転数が落ちると自動的にスロットルを開き、回転数が上がると戻すようになっているとのこと。

ネットで違う機種ですがガバナの調整方法が載ったマニュアルを見つけました。

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何度か調整、試運転を繰り返して、アイドリングが安定。耕耘してみましたが、たぶんいい感じです。

それにしても、ミニ耕運機って、一般家庭ユーザが使ったりするんで、メンテナンスしないまま使っているんですね。なんだかディフェンダーといっしょで、丈夫なエンジンだから、パーツの補給体制が整っていれば、メンテナンスしていけばずっと使えそうです。

 

菜園日誌20180331 ホンダのミニ耕運機を手に入れました

新たに転地して借りた畑をこつこつ耕しています。数か月耕作されていなかった土地は雨で固まり、掘り起こしはけっこうな重労働となっています。

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とくにたいへんなのが掘り起こした土を細かくする作業に耕運機があれば楽が出来ないかと、ホームセンターで家庭菜園用のミニ耕運機をみましたが、実用になりそうなエンジン機は7万円台くらいと案の定、高いですね。

そこで、中古農具屋を探して何件が巡回していたところ、ホンダのミニ耕運機を見つけました。
ホンダのぷちなの前身のモデルホリデーです。全身とはいえ、農具ってあまり進化していないので機構は現在のものともほとんど変わらないようです。

耕耘しっぱなしでローターは泥まみれ。バーにさびが出て、しかも試運転させてもらったらアイドリング不良。整備できる方が休み明けに来るので整備してお渡しするというのを、いま使いたいからと調整は自分でやるから値引きしてと交渉したところ、32000円税込みになったので購入しました。
清掃して、さびを塗装してやったら、けっこうきれいになりました。

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会計を済ませたら、この耕運機には運搬用の車輪が付いていますよと倉庫から持ってきてくれましたが、そこには思わぬおまけがありました。それがこちらの「畝たて機」、オプション品で14000円くらいする品でした。

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 さらにもう一つ「培土車輪」。こちは8,000円台のお品です。

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 中古を値切って、おまけも付いてきて、いいこともあるもんだとほくそ笑んだのでした。
さて、問題はアイドリング調整です。

 

農園日誌20180325 第2農園の土地作り進行中です

この週末は天候に恵まれたので、転地した第2農園の土地づくりを進めました。畑のあるこの地域では、春分の日(3月21日)までじゃがいもは植え終わるのが慣例になっているので、先週の日曜日で完了させています。植え時を過ぎたホームセンターでは例によってじゃがいもの安売りをやりますが、安さに駆られてキタアカリを買ってしまったので予定外の場所に植え付けました。順調に行けば今年はじゃがいもがいっぱい収穫できそうです。

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おおよそ耕作対象については土起こしと区画化が進んできました。

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奥の畝は夏野菜を想定していますが、上に伸びるきゅうりととまとは日照を考えて手前に植えようかと思案中です。いちごは新しい葉が出て花が咲き出したので摘花しました。

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もとの農園から移植したほうれん草、小松菜は残念ながらとうが立ち始め、かつ、下葉が黄色く変色し始めたので撤去しました。どうやら全オーナーが引退で耕作しておられなかったためか、酸性が強くなっていたようです。苦土石灰を散布して土地改良を進めています。

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そして家庭菜園者の味方、ダイソーの種シリーズも2018年春版の品ぞろえが始まったので、いくつか購入してきました。

買ったのはつるありいんげん、平さやいんげん、しそ大葉、四季どり小松な、ほうれん草、サニーレタス、レタスミックス、チマサンチュ、五寸人参。それに今年ラインナップに入ったパクチーカモミール、バジルなどです。次週末はほうれん草、人参の種まきに豆類のポッド植えを行います。

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ディフェンダー110の始動時に吹かないへの一考察について

昨年の寒い天候から、私のディフェンダー110(Td5)は休日の朝、乗り出し時にエンジンが思うように吹け上がってくれない症状が出るようになりました。

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しばらく走行すると収まるので、さすがにこの寒さでは無理もないかなあと思っているのですが、思うように前に進んでくれないので、いつも通る住宅街の十字路の通り抜けで、左右の道からクルマが迫っていると、早く進んでくれと緊張しています。

この症状、悲しいかな新車(正常時の状態)を知らないので、これがふつうなのか、それともセンサーとかクラッチ系の問題なのかわからずにいます。

本来の調子ではないとは私の身体センサーで感じているんですが、明らかに悪化したら販売店に相談しようと思っています。

そんななか、旭モータースのブログを読んでいたら、なにやらこんな症状(さらに酷いのかな)にずっと悩まれていたオーナーさんがいることを知りました。

フォルト表示が出ないので、センサー類やあれこれ換えてみたもののダメだったそうですが、エンジンのガスケット交換とタイミング調整で復調したそうです。

いまのクルマはテスターがないとなんにもできないというけれど、だからと言ってテスターばかりに頼っていると、エンジンの基本ちゅーもんを見逃すことになるんですね。

さすがはディフェンダー、アナログな奴です。デジタルばかりに頼るなって言っているようです。

 

 

ディフェンダーをご検討のみなさま、クルマの錆びっぷりをよく確認しましょう

私のディフェンダー110は英酷でひどいいじめを受けて国外逃亡してきたクルマなので、外も内も錆びだらけです。だから、ソフト99のシャーシーブラックとアンダーコートはお友だちです。

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もしも私のブログを見てくださり、ディフェンダーを欲しいと思った貴兄、中古車との出会いは一期一会ですが、慌てずじっくり現車を確認することをお勧めします。

ディフェンダーってアルミじゃなかったの?とご指摘になられる物知りな方もおられるかと思いますが、甘いです。正確にいうと当時鉄が高かったのでパネルとかたくさん鉄を使うところを安いアルミに置き換えてコストダウンしたのです。でも、あちらさんの腕前では、たとえばドアのフレーム下部とか強度が必要な部分はアルミにできないので、すべて鉄です。たしか新し目のディフェンダーはフレーム全部が鉄製になっています。角が丸みを帯びているのは鉄の成せる証拠です。
一見きれいそうなドアもドアを下から見上げてごらんなさい。洞穴探検ができます。f:id:defender110:20180318180758j:plain

アルミと鉄の組み合わせで鉄が錆びることで、アルミを守っているんだ式に解説されていたりしますが、そんなこたぁ、ありません。アルミの白い粉は錆びじゃないと言われるかもしれませんが、白い粉がいっぱい出来て塗装をボロボロにします。これも立派な錆びですよ。よーくボディの状態を観察しましょう。

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これに当時の塗装技術が未熟だったせいで、ボンネットやルーフが劣化、退化して、白い粉で膨らんだ塗装面としっくりくるようになります。これをオーナーは「いい感じのやれ」と呼んでいます。
これでいいのならそれもいいでしょうけど、そのうち、さらに酷くなるのでフルペイントの有無を確認したほうがよいです。フルペイントも真面目にやればかなりの料金になるのでどこまでやってくれるのか確認しましょう。

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さて、そもそもフレーム部分はオール鉄ですから、古いディフェンダーでは錆びてマフラーが脱落したり、リアバンパー(メンバー)がいい感じに朽ち果てます。私のぢゃないけどこんな感じです。
さすがにここまで朽ちている中古車を売りに出す業者はいないと思いますが、一見よさそうに見えても
床に潜って錆びの状況を確認することを強くお勧めします。

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また、私がオプションで取り付けている装着品は全部中古で鉄製です。ヤフオク仕入れたグリルガードはめちゃくちゃ錆びていました。また、ルーフキャリアはフレームの接合部、取り付け足部、ライトバーは水抜き穴付近に錆びが現れています。これは正直、新品がないので仕方ないです。自分でなんとかしましょう。

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もうあちこちに錆びがあるので最近ではあまり気にしないようになりました。