ディフェンダーのさび止めには「POR15」をおすすめします

屋内駐車ならいざしらず、屋外にディフェンダー

駐めていると、かならずさびが発生してきます。

再びディフェンダーのオーナーになった私は、まず

さびとの戦いに多くの時間を費やすことになりました。

こちらは現在のディフェンダーを購入した当時のさび

具合です。とくに床下のフレーム部分のさび付きがひ

どかったです。

購入してからのち、1か月、週末はディフェンダーの床下

にもぐりこみ、シャーシ部は、さびをこさげとったのち、

金属ブラシで磨いて、刷毛塗りでひとつひとつ塗装して

いきました。。

さび対策として使った塗料は、特別なものでなく、ホーム

センターで売っていたさび止め塗料でした。

しかし、シャーシ部分のさびの激しい部位(穴のある部分

とか鉄板の合わせ部分など)は、「POR15」という

さび止め塗料がよいというのをネットで知り、取り寄せ

ました。

この塗料、扱いがたいへんで、少々値段がしますが、レス

トアの世界では有名な防さび塗料です。

いま、さしたる上塗りすることもなく、さびが抑えられ

ていることを思えば、最初に取り寄せて使っていて

よかった、みなさんにおすすめできる塗料です。

たとえば、赤丸のホール部分や鉄板の接合部などをこの

塗料で刷毛で塗ったところ、その後、さびが再発すること

がなくなりました。

こちらは購入時、さび付きが大きく、周辺も膨らんで

たいへんなことになっていましたが、POR15を下地

処理せずに、たっぷりと塗ってやりました。

するとたちまち強力な塗膜を作ってくれ、その後はま

ったくさびが出ないようになりました。

シャーシとボディの接合部は、さび付いた標準ネジを

はずして、POR15を薄く伸ばしてはけ塗りしてやり

ました。

また、標準ネジはさび落とししたものの再発しそうなの

で、バイク用のステンレスネジに取り換えました。

シャーシ部分については、補修で刷毛塗りしたのち、

スプレー塗料で塗装しています。

もし、これから中古でディフェンダーを購入されるかた、

またはディフェンダーオーナーでさびが再発したかたは、

ぜひ「POR15」という塗料をお使いになることをお

すすめします。

追記:

ディフェンダーのさびの事例ですが、50thのディフェンダー

に標準で付いているサイドステップはスチール製なので、

さびてしまいます。

かなりさびつくと、溶接などで補修しなければならなくなる

ほど、酷いことになりますから、「早期発見、早期治療」で

こんなことにならないうちに、POE15を塗布しておけば、

安心です。