ディーラーから、イヴォーク試乗会の案内状をいただいていたのですが、出かけることなく
過ぎていましたが、昨日、久しぶりにディーラーに所用で出かけた際、試乗してきました。
展示場に置いてあったのは、レンジローバーイヴォーククーペで、「ダイナミック」という最上位
のモデルでした。しかも、私好みの白黒のカラーリングです。
なんと、いま注文しても、納車は来年の3月なのだそうですから、すごいものです。
最上グレードだけあって、リアバンパーも細かく塗装されており、ナンバープレート左側のエンブレム
が赤く塗装されており、これが最上位グレードであることをさりげなく示しています。
イヴォークにはフロント、リア、ドアミラーに計4つのカメラが設置されており、
車内の液晶モニターで表示させることができます。
まっ、これはすでに実装しているクルマもあるわけで、特筆すべきは、このモニターの
標準装備によって、オプションのナビが、メーカーオプションのみ(31万円)、つまり、
新車注文時に設定しておかなければ、納車以降に後付けできないそうです。
もちろん、モニターを別に付ければOKですが、このクルマに後付けモニターはかっこ
悪そうです。
クーペの後部座席から撮ったものです。思ったほど狭くもないのですが、なにせ左右の
ウインドウが高い位置にあり、しかも狭いので圧迫感があります。
さて、コックピットですが、①がエンジンスタート・ストップボタン、②がサイドブレーキのスイッチ
(スイッチで操作します)、③こちらがシフトレバー(ACCオンでうえに上がって操作できます)
試乗させていただいたクルマは、5ドアタイプの「プレステージ」という、これまた最上位グレード
でした。
横に同乗されるのかと思いきや、「どうぞお好きに試乗してきてください」なんて言われるので、
撮影を兼ねて、ゆるゆると乗ってきました。
なぜか、5枚ドア車には「ダイナミック」というグレードが(日本仕様には)ないので、ボンネットの
エアダクトがなかったり、バンパーのカラーリングが簡素化されています。
リアもバンパーまわりが簡素で、マフラーの排気口も丸形のままです。
日本でいちばん売れそうな5枚ドアモデルに最上位グレードがなのはどうかと思いますね。
こちらが運転席にすわった状態での、だいたい私の目線でのフロントのながめです。
ランドローバーは世界唯一の四駆専業メーカーだけあって、シート
の着座位置が一般のクルマより高く、見切りがよいのが特徴なのです。
しかし、イヴォークはスポーツタイプのため見切りが少々悪いようです。
といっても一般的な基準だと、まったく問題のないレベルです。
パノラミック・グラスルーフ(オプション)が装着されているので、とても
開放的です。
さて、走行感ですが、ターボが低速から効いているため、ランドローバー
車ならぬ、軽快な走りが楽しめました。うーん、これがランドローバー車
かと言われるとちょっと別物のような気がしてきます。
さてさて、ディーラーさんの配慮で、じっくり試乗することができました。
お決まりですが、試乗後、営業さんが「どうですか?」とお尋ねになったので、
もしも買うとしたら(もちろん買えないけど)、
1.車種は、使い勝手のよい5枚ドアタイプですね。
2.カラーは白(フジホワイト)でしょう。
3.グレードは「プレステージ」。もし、設定が追加されれば「ダイナミック」。
4.オプションとして「テクノロジーパッケージ」を付けたいなあ。
こんな感じで伝えると、営業さんから概算ですが、総額で650万から700
万円(乗りだし費用別途)になりますとのこと。
昨日のブログに続いて、ここでも気づかれないようにため息をつく私でした。