昨年、登山のベースで使ったみずかき山自然公園が今回のキャンプの場所
でした。
区画がないので、ファミリー客のいない、このあたりでテントを張りました。
あとで気づきましたが、ここは登山で前泊する登山用テントや岩屋さんの
ベースキャンプに使っている場所でした。
さて、今回はキャンプが目的ではないので、テント以外は荷物は
最小限にしました。
当時、キャンプにはテーブル、チェアのほか、あれが要る、これが
要ると大量物量でやっていたけれど、もう必要ありません。
設営をちゃっちゃと終え、夕飯の支度をしたら、ビールをがまんして
日が暮れるまでに近隣の温泉に出撃です。
じつはこの場所を選んだのは、登山するためではなくて、星空と流星
群の残りを見るためだったのです。
残念ながら、雲がかかって全面星空ということにならなかったのですが、
夜空を見上げて雲が切れそうになると、飲みを中断し、キャンプの灯りを
避けるため、テントから山側の暗い駐車場にいそいそと向かいます。
星を見るにはまず場所ありきで、望遠鏡は不要。必要なのは大地に
寝っ転がるためのマット、これだけです。
いいおっさんがふたり、真っ暗な駐車場のアスファルトに寝っ転がり、
切れ間から落ちてきそうな星と流星をいつまでも眺めていました。