徳永英明「VOCALIST６」でカバー終了に関しての雑感

カバーアルバムの火付け役、徳永英明さんが「VOCALIST6」

の発売をもって、カバーを終了されるそうですね。

この「VOCALIST６」、本日買ってきて、聴いております。

「スローモーション」とか「かもめが翔んだ日」とかいい

感じです。

　　　　　

さて、今回のリリースでじつに１０周年だというから、

長いこと続いてきたものです。

最近ではいろんなアーティストがいろんな曲のカバーを

出しているので、そこいらじゅうカバーアルバムばかり

になっていますね。

ほんと“リスペクト”とか“トリビュート”っていう

免罪符っていうか、便利な言葉ができています

からね。

まあ、徳永さんは自身の歌へ回帰されるのでしょうか

ら、それはそれでいいでしょうね。

私はカバーについて、「オリジナルのほうがいいや」

などと否定しません。だって、また違うテーストで聴け

る楽しみがあるわけですから。

それに、カバーというのは、過去の曲をいまの世代に

つないでいくという、大事な役割があるのです。

しかし、こうしてVOCALIST６で、むかしの曲を聴き直し

ていると、ノスタルジック的魅力があるのを差し引いても、

よい歌詞が多いように思えます。

このあたりは、わが論客、おおぞらバード氏のご意見

を拝聴したいものです。