官兵衛の物語のなかで、私が見たかったシーンが、
半兵衛と官兵衛のふたりの軍師がそろい踏みする
シーンでした。
福原城攻めでは、官兵衛が提案した策が「囲師必闕」。
兵法の書、孫子の兵法の一つで、敵を攻め込むときは、
敵を四方を囲んではならない。囲むと必死に抵抗されて
味方の損害も大きくなるので、かならず逃げ道を作って
おくというものでしたね。
たしか、じっさいの史実では、ふたりがいっしょに
活躍することはなかったように思いますが、秀吉の
天下統一を支えた二人の軍師のやり取りが歴史
好きとしてはたまらなくよかったです。
このふたりの軍師を見いだした秀吉の眼力って
いうのは凄いものです。