また関東広範囲で地震、「天災は忘れた頃やってくる」を考える
昨日午後8時44分頃、千葉県北西部を震源とする地震がありましたね。
先日の茨城県南部の震度5弱のときのように、けっこう揺れました。
その後、午後9時には千葉県北西部で震度2の地震が発生した模様です。
このところ、比較的大きな地震が続いて発生しており、ちょっと心配です。
(大震災以降、私がネットで得た知識ですので、100%請け売りですが)
ご存じのとおり、今回、地震が発生している地域(茨城南部、千葉北西部)
といえば、東日本大震災での3つの大きな地震の連鎖が止まったエリア。
地震を食い止めた要因は、関東が3つの大陸プレートが複雑に入り組んで
いたためと言われています。
現在、日本は地震の活動期に入ったと言われていますが、短期的にみれ
ば収まったようにも見えるものの、地球規模でいえばその活動は進行中。
たぶん房総沖周辺にはかなりのストレスが溜まってきていると思われます。
とにかく、大きな地震はある一定の間隔で連鎖的に発生してくるというセオ
リーがあるというのも、どうも真実そうです。
歴史が繰り返すとすれば、南海トラフ地震の前に首都直下型地震がやって
きそうです。(怖) 過去の歴史でいえば、忘れる期間は「9年間」 。
NHKメガクエークでの地震の連鎖に関する画像を当方で加筆したもの
しかも、直下型地震が襲うと、災害が連鎖するという事例では、
元禄、宝永年間に続いた大災害では、江戸を中心に多数の死者が出て、
現在の東京・両国や千葉・浦安などに津波が押し寄せたそうです。
元禄、宝永年間に続いた大災害(ネットにあった画像を引用)
「天災は忘れたころにやってくる」といったのは関東大震災をくまなく調査
した寺田寅彦氏の警句。
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地震や、台風などの雨や風による災害は、その被害の恐ろしさを忘れた
頃に、 再び、やってくるので、いつ地震や台風が、やってきてもいいよう
に、日ごろの用心を 忘れてはいけないという戒めです。
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