富士山、世界文化遺産登録へ 登山者視点での雑感について
ユネスコの世界文化遺産に、「富士山」(山梨、静岡両県)が条件
付き(三保松原を除外)で登録される見通しとなったそうです。
これは「乾徳山」の扇平から撮した富士山です。(4/28撮影)
国内の世界文化遺産では、2011年に登録された「平泉」(岩手県)
に続いて、13件目なのだそうです。
ウキペディアの日本の世界遺産より引用(「平泉」は未登録)
私は学生時代に日帰りで登ったことがありますが、登山を再開し
始めて、まわり登山仲間から聞かれるのが、
「富士山登ったことある?」
「私も登ってみたいんだけど、登れるかしら?どんな装備がいる?」
現在、異常なほど加熱している富士登山ブーム、上記のような若い
おねえさんが初登山に富士山を選ぶ時代なのです。
「行けて行けないことはないよ。で、装備は・・・」、などとアドバイス
しつつ、個人的に、現在の富士山に登ろうなんて気はまったくない
ですね。
五合目には年間300万人以上の観光客が訪れ、八合目にはじつに
32万人もの登山者がいる現実。(2012年度環境省報道資料より)
マジで規制かけなきゃ、富士山が壊れてしまいます。
今回の登録により、増加の一途の大量のごみや、し尿などの解決
につながり、傷だらけの富士山が本来願った自然遺産として保護
されるようになることを祈りたいものです。