「勝てば官軍」とはこのことでしょうか
しかし、自民を勝たせすぎたという人が多くても、民主を負けさ
せすぎたという人がまったくいないですね。いいこともやってい
たと思うのですが、やはり国民を踊らせた罪は重いですからね。
そして、「卒原発」などと言っていたあの党も、わずかひと月で
分裂(分党)となり、かつてこんな活動やってたことすら霞んで
しまいそうです。
保守化、右傾化しそうな自民党に対するアンチテーゼとして、
社会民主的な立ち位置を期待して投票したひとたちに、まず
お詫びしてほしいものです。
さて、「勝てば官軍」、これは何事も強い者や最終的に勝ったも
のが正義とされることのたとえです。
たとえ多少、民意と違っていても、選挙に勝った者が正義となり、
負けた者は不正となる。物事は勝敗によって正邪善悪が決まる
ということ。
自民 = 「経済立て直し」(安全運転) = 「正義」
「経済立て直し」はどの政権になっても第一にやってもらわなけ
ればならない課題であって、普通のことを普通にやっているだけ
ともいえるのではないでしょうかね。
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正直なところ、暮らしがよくなって気持ちに余裕ができたら脱原発
とかも考えてみようかというのが、ぶっちゃけ、国民の本音なんだ
よなあと思うわけです。
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しかし、あまり経済のことばかり期待してみていると、安全運転の
終わった来年の参議院選後あたりには、
大手ゼネコンだけがうはうはの大型公共工事
やっぱり原発推進に逆戻り
右傾化の真骨頂、徴兵制 など
そして、また、振り子を戻すようになるのかなあと、冷めてみて
います。