大震災と原発事故、「格差」や「温度差」があるようです
いつも、私のブログにご訪問いただき、ありがとうございます。
昨夜は、友人に急に呼び出され、飲み会になったため、みなさま
からのペタ返しが遅れてしまいましたことをお詫び申し上げます。
さて、昨夜の飲み会でのおしゃべりがちょっと気になったので書い
てみます。
情報ソースは以下のひとたちです。(個人の実感レベルの情報)
○被災地に支店があって復旧活動から以降、何度か被災地を
訪れているひと
○医療関係の仕事をしている関係で、被災地へボランティアに
出掛けているひと
○福島県が郷里というひと
○いわき市に友人がいるひと(これ、私のことです)
話しの枠組みは、普通の報道では表に出てこない被災地の状況
ということでしょうか。
あれこれとおしゃべりした内容をまとめてみると、以下のような
ことになるようです。
【被災地域の復興速度の格差】
●「復興が進んだ地域」 VS 「復興が見えない地域」
仙台、石巻とか比較的復興の進んだ地域と、復興の気配すら
見えない地域もまだいっぱいあるというのが現状のようです。
【被害の有無、程度での格差(温度差)】
●被災地で 「津波で家を流されたひと」 VS 「家があるひと」
●被災県で 「被災したひと」 VS 「被害がまったくないひと」
家がある、ない、被害のある、なしで、かなり気持ちの格差(温度
差)がでているようです。
これに損害金とか義捐金とかお金がからんでくると、また複雑
になるだろうなあ。
【避難所での被災者間の格差(温度差)】
●自分から「動くひと」 VS 「(健常者なのに)動こうとしないひと」
その不満を「うん、うん」とひたすら聞いてあげていたそうです。
すべてのひとが同じ行動していたというわけではないというのが
実情のようです。
【当事者と部外者の格差】
●情報の少なさ、正確さがない報道で、認識の格差あり
報道では自衛隊も救援任務を完結し、避難所が閉鎖され、仮設
住宅への入居が進んでいるように感じるのですが、実際には、
先が見えず、現実的な不安が絶えずつきまとっているという実情
があるようです。
【ボランティアでの格差】
●他県の人ばかりで、自県から支援にくるひとがいない
ボランティアに来ているのは他県のひとばかり、すっかり復興して
そうな仙台あたりから来るひとはいないとの話しでした。
※その人が受けた個人的感想です。
まあ、あれだけの災害に見舞われたのだから、自県のひとに支援
を求めるのも酷なように思いますが・・・。
【原発事故への認識の格差】
原発に反対してきたひとから言わせると、悲惨さのみ語られるけど、
一方で、その恩恵にも恵まれていたんだろう、という手厳しい話し。
そんな恩恵に関係ないのに被害にあったひとから、まず救済すべ
きではないかという意見あり。
●「避難指示」 VS 「自主避難」
自主避難なので、なーんにも支援がないのが現実ですが、それ
でも、長女(赤ちゃん)のことを心配してのことだから、そうせざるを
えないですよねえ。
追伸:
二日酔いで、いつもの更新ができませんがご了承ください。