自宅前でわがディフェンダーのシャーシーに潜って、サビ具合を
点検していたところ、遠くから駆けてくる足音あり。
ちびっ子:
「お母さん、お母さん、変なクルマがあるよ。」
お母さん:
「ほら、走るとコケるからやめなさい。」
ちびっ子:
「でかいクルマだなあ。」
「母さん、このクルマ汚いよ。」
わたし:
「こんな小さな子供なのに、このクルマの酷さが
立ちどころにわかるんだ・・・。」
お母さん:
「もう、いいから、よしなさい。」
ちびっ子:
「あれ?、なんでここにくつが置いてあるんだ?」
ちびっ子と床下にいる私の目線が合う。
するとその男の子は、一目散に駆けていきました。
ぢつは車内外ともに、さび付きの多さ、酷さに辟易ぎみで、
どうやってレストアしようかと床下で思案していただけに、
あの男の子の眼力に驚いたのでした。