第3話でも浅野支店長はiPhoneを使っていましたが、今回もメール
のやりとりは全てこちらでやっていました。
支店長のiPhoneは個人の私物のようですが、銀行では社内での利
用ルールちゅーもんはないのでしょうかね。
今回、支店長へのメールでの揺さぶりに使われたのが「花」という
名前ではまずいでしょう?半沢はん?
そのことを東田に伝えたところ、半沢ではないのか、殺せなんて
ぶっそうなことを言ってましたが、ここで支店長がちょっと機転を
きかせば、反撃できたように思うのです。
そのメールは、半沢はん本人が送信したわけでなく、フリーメアドを
使って部下が送信した模様ですが、先出人が支店長のメアドになっ
ているところをみると、そのメアドに転送設定をかけて、半沢はんに
も送られるように設定していたようです。
だとすれば、怪しい連中をすべて支店長室に呼んで、iPhoneからダ
ミーメールを送って、着信テストをすれば、即座にその人物を特定
でき、前話のような反撃が逆にできたように思うのですが・・・。
でも、そんな心の余裕はなかった、それほどの人物でもなかったと
いうことでしょうか。
さて、ここからは今話のダイジェスト、レビューなどしていきましょう。
Q1:東田と浅野支店長との関係は?
A1:梅田第一中学校時代の同級生だったようですね。
前話で支店長の奥様が主人はむかし大阪に居たというような
話しをしていたように記憶しているのですが。
Q2:浅野支店長が今回の事件の黒幕になった理由とは?
A2:株の信用取引の失敗でお金が必要だったから?
浅野支店長の隠し通帳には、5000万円振り込まれた矢先に、
「ゴヨウショウケン」なる証券会社にそのほとんどを送金してい
ますね。これは株取引の損失補填ってことでしょうか?
しかし、壇蜜の演じる東田の愛人、未樹が次話でここまで重要に
なってくるとは思いませんでした。
魔性の女は、国税に寝返ったのでしょうか?
まずは、自身の保身→そんで、半沢提案に沿ってネイルサロン開業。
ならば、かなりしたたかじゃないですか。
そんでもって、私がエンディング近くで気になったのが、このシーン
でした。
渡真利: 「半沢、今でも(銀行に)恩返ししたいと思っているのか?」
だったのですね。
「天気の日には傘を貸すが、雨の日に傘を取り上げる!」と銀行を
例えるセリフをシーンにしたものでしょうか?
この例えはとても分かりやすいし、多くの人々に共感を呼ぶことで
しょう。
そんな父親の姿を見ていた半沢はん、あれだけの逆境にもあくまで
「正論」で突き進む「原点」、それがこれなのかもしれません。
ならば、そんな銀行に「恩返し」とは、どういうことなのでしょうか?
追記:
ネットでの半沢直樹の記事を読んでいたら、やはり、鶴瓶さんは半沢
直樹の父親という設定でした。
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主人公の半沢直樹は、無慈悲な銀行に融資を引き揚げられたため
に倒産した、中小企業の社長を父に持つという設定。父親は自殺し、
その後、残された母子は経済的な苦労を強いられてきたため、ある
思いを持って、その当事者である銀行に就職した。
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なるほど、ふつう、半沢直樹ほどの才覚があれば、こんな硬直した
銀行なんぞ、とっとと辞めて、自分を活かせる職場に転職したほう
がよほどましなのに、そこはドラマ仕立てだからとしゃーないなあと
思っていたら、そんな理由があったわけですね。
でも、敢えてそんな企業に残って孤軍奮闘(部下や同僚は応援して
くれてますが)戦おうとする半沢はんにエールを送りたいと思います。
フレ~、フレ~ は・ん・ざ・わ ♪♪