『半沢直樹』第4話、「逆10倍返し」の手もあったように思うのです

第3話でも浅野支店長はiPhoneを使っていましたが、今回もメール

のやりとりは全てこちらでやっていました。

支店長のiPhoneは個人の私物のようですが、銀行では社内での利

用ルールちゅーもんはないのでしょうかね。

shuttlexの備忘録と私的雑感

今回、支店長へのメールでの揺さぶりに使われたのが「花」という

名前ではまずいでしょう?半沢はん?

shuttlexの備忘録と私的雑感

そのことを東田に伝えたところ、半沢ではないのか、殺せなんて

ぶっそうなことを言ってましたが、ここで支店長がちょっと機転を

きかせば、反撃できたように思うのです。

shuttlexの備忘録と私的雑感

そのメールは、半沢はん本人が送信したわけでなく、フリーメアドを

使って部下が送信した模様ですが、先出人が支店長のメアドになっ

ているところをみると、そのメアドに転送設定をかけて、半沢はんに

も送られるように設定していたようです。

shuttlexの備忘録と私的雑感

だとすれば、怪しい連中をすべて支店長室に呼んで、iPhoneからダ

ミーメールを送って、着信テストをすれば、即座にその人物を特定

でき、前話のような反撃が逆にできたように思うのですが・・・。

でも、そんな心の余裕はなかった、それほどの人物でもなかったと

いうことでしょうか。

さて、ここからは今話のダイジェスト、レビューなどしていきましょう。

Q1:東田と浅野支店長との関係は?

A1:梅田第一中学校時代の同級生だったようですね。

   前話で支店長の奥様が主人はむかし大阪に居たというような

   話しをしていたように記憶しているのですが。

shuttlexの備忘録と私的雑感

Q2:浅野支店長が今回の事件の黒幕になった理由とは?

A2:株の信用取引の失敗でお金が必要だったから?

浅野支店長の隠し通帳には、5000万円振り込まれた矢先に、

「ゴヨウショウケン」なる証券会社にそのほとんどを送金してい

ますね。これは株取引の損失補填ってことでしょうか?

shuttlexの備忘録と私的雑感

しかし、壇蜜の演じる東田の愛人、未樹が次話でここまで重要に

なってくるとは思いませんでした。

魔性の女は、国税に寝返ったのでしょうか?

まずは、自身の保身→そんで、半沢提案に沿ってネイルサロン開業。

ならば、かなりしたたかじゃないですか。

shuttlexの備忘録と私的雑感

そんでもって、私がエンディング近くで気になったのが、このシーン

でした。

渡真利: 「半沢、今でも(銀行に)恩返ししたいと思っているのか?」

ここでレビューされる映像に出てきた鶴瓶は、半沢直樹のお父様

だったのですね。

「天気の日には傘を貸すが、雨の日に傘を取り上げる!」と銀行を

例えるセリフをシーンにしたものでしょうか?

この例えはとても分かりやすいし、多くの人々に共感を呼ぶことで

しょう。

shuttlexの備忘録と私的雑感

そんな父親の姿を見ていた半沢はん、あれだけの逆境にもあくまで

「正論」で突き進む「原点」、それがこれなのかもしれません。

ならば、そんな銀行に「恩返し」とは、どういうことなのでしょうか?

追記:

ネットでの半沢直樹の記事を読んでいたら、やはり、鶴瓶さんは半沢

直樹の父親という設定でした。

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主人公の半沢直樹は、無慈悲な銀行に融資を引き揚げられたため

に倒産した、中小企業の社長を父に持つという設定。父親は自殺し、

その後、残された母子は経済的な苦労を強いられてきたため、ある

思いを持って、その当事者である銀行に就職した。

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なるほど、ふつう、半沢直樹ほどの才覚があれば、こんな硬直した

銀行なんぞ、とっとと辞めて、自分を活かせる職場に転職したほう

がよほどましなのに、そこはドラマ仕立てだからとしゃーないなあと

思っていたら、そんな理由があったわけですね。

でも、敢えてそんな企業に残って孤軍奮闘(部下や同僚は応援して

くれてますが)戦おうとする半沢はんにエールを送りたいと思います。

フレ~、フレ~ は・ん・ざ・わ ♪♪