今日から4月というと、うちの会社にも、新入社員が入社して
きました。
スーツ姿が初々しくって、動きがぎこちなくて、若いっていいな
と感じた一日でした。
さて、今年の新入社員は、「ゆとり」じゃなくて「さとり」世代※と
呼ばれているのだそうです。
この言葉は、山岡拓氏の「欲しがらない若者たち」について
語る2ちゃんねるから登場したとのこと。
※1980年代後半に生まれ現在は10代から20代半ばの世代
を指す。
物心のついたころから不景気で、浪費をしないことから、そう
呼ばれるそうです。
やれ、クルマだの、飲み会だのと、散々浪費してきた私から
すれば、そんな人生っておもしろいのだろうかと思うものの、
いまになって冷静に振り返ると、もっと物事を「現実的」にとら
えて、もっと「合理的」にやっとけば、あんなに授業料を払わ
なくてもよかったのになあとも思うのです。
でも、私が新入社員のことは、そんなに先がわかっていなか
ったので、ダメもとでやっていたように思います。
若いうちは、いっぱい経験して、いっぱい失敗して、苦しんで
おいたほうが、長い人生、きっとなにかの役に立つとはいまも
思っています。これから、そんなことをどう伝えてあげるか・・・。
まあ、これからひと月後に配属になりますが、まだ人間関係
ができていないうちに、やみくもに『よっ、新人、頑張れよ!』
などとハッパをかけるのは止めておこうと思います。