「4年以内に70%」、地震への備えをしておかなきゃ

今朝の読売新聞によると、M7級の首都直下型地震が、4年以内に

70%の確率で発生するとの試算を東大地震研究所がまとめたと

報道されています。

地震発生に伴う火災発生の様子です

shuttlexの備忘録と私的雑感

大震災を受けてから、地震活動が活発化しているというのがこの想定

に至った経緯のようです。(お正月から地震があったし納得感ありです)

直下型地震とは、内陸の活断層で発生する浅い地震のうちで、都市

などの直下で発生するために規模のわりに大きな被害を出す地震

いうそうです。

昨年末のビル消防訓練で起震車で関東大震災を想定した地震

体感しましたが、とても立っていられないくらいのすごい揺れでした。

shuttlexの備忘録と私的雑感

係員のかたが、

「テーブルの下に潜り込んで、テーブルの脚をしっかり持ってください」

と言われて、その通りにしたのですが、実際のオフィスや家庭であれば

潜り込むこともできず、いっしょに跳ね回るしかないかもしれません。

しかも直下型だと、すぐに大きな揺れがやってくるので緊急地震速報

も役に立たない可能性も高いでしょう。

自然災害には、地震、火災、大雨、洪水、台風、竜巻などがありますが、

特に地震はいつ突然やってくるかはわかりません。

だから、どこで発生するかを想定して、生き延びる方法を模索しておいた

ほうがよさそうです。

追記1:

昨年の東日本大震災を踏まえて、具体的な対策としては、

地震が起きたときに、どう行動するか想定しておくこと

②家族や関係者との連絡をとる手段を考えておく

③携帯やスマホの予備バッテリーなどの用意しておく

④交通がマヒした場合の徒歩帰宅などの準備をしておく

ひとまず、これらは必須ですよね。

追記2:

東大地震研究所のかたがFM放送でお話しされていました。

それまで30年で70%を4年で70%と推定したが、これは

算出する要素(前提)が変われば、当然年数も変わってくる

のであって、それほど大きな意味があるわけではありません

大事なのは東日本大震災のような巨大な地震のエネルギー

が放出されたことで、地震がそのうち次第に収まってくるという

のは誤りで、かえって、この地震を契機に、エネルギーが

よりいっそう溜まり続けているという事実なのだそうです。

いずれにせよ、大地震が確実に近づいてきているという

ことでしょうか。怖いですね。

追記3:

20時45分ごろ、福島県沖で震度5弱の地震が発生しました。

追記4:1月24日

いままではある地震の周期をみながら、今後の地震の発生を

予測するそうですが、海のなかでの地震については当たる確率

が高いとのことですが、これが陸地で考えるとこの法則が当り

にくいという特性があるそうです。

そこで使った法則が、「経験則」というものなのだそうです。

この経験則というのは、小さな地震ほど多く、大きな地震は少

ないという事象にもとづいているのだそうです。

つまり、マグニチュー6が10回あると、マグニチュード7は1回

あるなんて感じです。

しかし、この「経験則」にもとづいた予測というのは研究者のなか

には疑問を持つひとも多いとのこと。

それは、この経験則は全世界のデータを集計したものであり、

特定の場所については、その経験則が成り立つのかというもの

のようです。

いずれにしても、忘れかけてきた家庭での防災対応をいま一度

見直すきっかけにしたいと思います。