ディフェンダー90の車検前点検を行う(パート1)

わがディフェンダーの車検時期が迫ってきましたので、車検に

向けての自主点検をやっています。

今日のディフェンダー日記は、ディフェンダー90のチェック箇所

をみなさんといっしょに見ていきたいと思います。

なんだかんだたくさんあるので、何回かに分けてお話ししていき

たいと思います。

ディフェンダーを買いたいとお考えのかたにも、中古車両の確認

ポイントとしても有用かもしれません。

初回はディフェンダー90の足まわりとエンジン下部をみていきま

しょう。

【足まわり】

車検においては、ブレーキ周りの「ローター」、「ブレーキパッド」

の摩耗状況を点検して、目測でまだ4分の3くらいは残りがあり

そうです。

ちなみにベンツやボルボなども含めて外国車はローターもブレー

キパッドと同じように摩耗していきます。

だから、何回かの車検時にローターまで交換するようになります。

一方、国産車では通常走行では、ブレーキパッドのみの交換で

ほぼ済みます。このことでも外国車はお金がかかるといわれる

所以かもしれませんね。

そして駆動系でのチェックポイントが「ステアリングロッド」の周辺

でしょうか。

この機構によってクルマが左右に曲がってくれる重要な場所です。

shuttlexの備忘録と私的雑感

ブーツに亀裂が入っていると車検に通りません。ここも以前修理

していますのでOK!

shuttlexの備忘録と私的雑感

これがステアリングギアボックスの下部です。ここからアームを

通して、ステアリングロッドを動かすことで左右に舵が切れるのです。

ディフェンダーでは、ここのオイル漏れも多発しているようです。

オイル漏れがひどいと交換になるのですが、この部分が一式でしか

パーツとして取れないので、なんと価格はたしか20万円以上という

値段になるのです。(分解修理してくれる専門店もあるようですが・・)

私のディフェンダーもオイルにじみがありましたが、点検とワコーズ

の添加剤を入れたところ、オイルにじみはなくなりました。

shuttlexの備忘録と私的雑感

次にチェックするのは、「スイベルジョイント」と呼ばれるタイヤの

取り付け部の先にある上下左右に任意に動く、人間の体で言うと、

関節にあたる部分です。

ここからオイルが漏れているディフェンダーもよく見かけます。

漏れ箇所から雨水などが浸入してさびが発生するとハンドルの切れ

が悪くなり、オーバーホールなどでお金がかかります。

わがディフェンダーは前オーナーが修理していたらしく、購入時か

ら、まったく問題のない箇所でありました。

shuttlexの備忘録と私的雑感

【エンジン下部からのオイル漏れ】

ランドローバー車の標準装備といわれている、このオイル漏れ。

少々の漏れまで気にしていたらイギリス車は乗れないのですが、

やはり、漏れがひどいと修理が必要になります。

まっさきに確認する部分としては、エンジン下部にある「オイルパン」

と呼ばれるエンジンオイルが入っている部分からのオイル漏れで

しょう。

shuttlexの備忘録と私的雑感

オイルパン取り付け部のシーリング直しも以前行っているので、

この通りオイル漏れの箇所はありませんでした。

shuttlexの備忘録と私的雑感

つぎにトランスファーボックスまわりからのオイル漏れを点検します。

こちらも以前、ミッションを下ろして修理していますので、大丈夫の

ようです。

shuttlexの備忘録と私的雑感

つぎにエンジン下部の配管からのオイル漏れをチェックします。

左上の大きな円がクーラーの触媒を貯めておくタンクになります。

ここもさび付きで腐食が進むと漏れが発生し、そのまま放置すると

エアコンプレッサー方面までダメージを受け、多額の修理費用が

かかることなります。ここも新品交換していますのでOK。

shuttlexの備忘録と私的雑感

ここまで書くと、みなさんおわかりのように、車検にあわせてあれこれ

修理してきたのです。

初年度登録から、十数年経過し、走行距離も10万キロオーバーと

いうわがディフェンダーですが、手を掛けている分、よい状態を維持

できているようです。

高くつきましたからね、前回の車検代・・・・。涙;

しかし、チェック中に要修理箇所を発見してしまったのです。ワワワ

このことは、次回のディフェンダー日記で書こうと思います。