「迷惑メール」少額投資で儲かればやるヤツもでてきますよね
長いお正月休みも終わり、昨日からお仕事が始まっていますね。
長い休み開けに、さっそく会社の電子メールを開くと、届くわ、
届くわ、迷惑メール。
1億5千万円私からの気持ちです。
突然の事で驚かれるかもしれませんが…。
LINE掲示板からお知らせが届いています。
もし、迷惑メールのフィルタリング機能がなければ、どれだけ
仕事の効率が落ちたものかと改めて感じました。
シマンテックの調べによると、全世界の電子メールのじつに87%は
スパムメールというからすごいものです。
なんで、こんなにスパムメールが流行るかというと、仮に10万通送
って、0.1%がひっかかれば100人。1人から10万円だまし取れれば、
1000万円の儲けになるわけです。少額投資で効果(儲け)がある
から、止められない止まらないわけです。
さて、昨年末、聴講したサイバーテロ対策のセミナーでの受け売り
ですが、そんな迷惑メールを送り付けるやつらも分業やシステム化
が進んでいるそうです。
どんな分業かというと、
○依頼者(クライアント) ≒ 迷惑メール送信者
不正に利益を得ようとする者、送信者がやっていること
も多い
○メールアドレス専門収集者
ウイルス、ブログや掲示板、悪意のあるサイトからの収集に加え、
辞書を使ってランダムに生成したアドレスも入れて販売する
○迷惑メール送信者、迷惑メール作者(本人+バイト)
メールのなかに広告を入れ、その広告費でお金を稼ぐ者、最近で
は文才のあるバイトを雇って奇想天外な文面も作らせているとか
○ボットハーダー
ボットという不正ソフトウェアに感染した多数のコンピュータを管理
する「ボットハーダー」という人(クラッカー)がいて、スパム・メール
を大量送信したり、DDoS攻撃などを仕掛けたりする
よほど、やることに見合わないコストやお咎めがないかぎり、これ
からも蔓延りそうですね。
追記:
最近では、仕事上お付き合いのある社のドメインを詐称してメール
を信用させ、添付の書類にウイルスを組み込み、感染させて情報
を盗みとるサイバーテロ的なものが流行しているそうです。
この場合は国家レベルでやってくるそうだから、まさに大規模に
なります。国家機関情報、軍事情報、医療情報などをターゲット
にやっているようです。
追記2:
日本には『迷惑メール防止法(特定電子メールの送信の適正化等
に関する法律)』があり、スパムメールを送信すると、同法違反で
罰せられます。