北朝鮮によるミサイル発射に備えて、政府は首都圏防衛
のために地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を配備した
そうです。
しかし、この話し、鉄砲を所持している隣人がベランダで
「撃つぞ!撃つぞ!」って鉄砲を構えて叫んでいるような
ものだと考えると、かなり怖い話しですよね。
「国民の生命と安全を守るために万全を尽くして参ります」
ぽっぽ総理のときより、安心感が違いますな。ww
さて、こいつで打ち落とそうとしているのは、北朝鮮の新型
これ以外にも各種乱れ打ちなんて、情報も出ていたりします。
国民は飢えさせても、恫喝に使う武器には糸目を付け
ないとは、いよいよもって「狂気の沙汰」としか思われま
せんね。
さらには、いったい、なにをしたいのか、なにを考えている
のか、まったくわからないのも怖いです。
撃つ方も、撃つ方ですが、受けて立つ方もたいへんです。
素人目にみても、高速で飛んで来るミサイルを破壊する
ことなんてできるのでしょうか?
TBSで解説されていた軍事ジャーナリスト神浦元彰さん
のお話しによると、
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PAC3の射程距離は20kmで、ほぼ、真上から落ちてくる
ミサイルを打ち落とすものです。
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一方、イージス艦などに搭載されている同型のSM3は
300kmが射程距離とのこと。
なので、SM3で撃ち漏らしたミサイルを低空で撃ち落とす
ためのものなんですね。(最終手段なんだ)
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ムスダンをグアム向けに発射するとしたら、通過点の沖縄
上空では、マッハ20以上で高度500kmを飛行するので現実
的に撃ち落とすことはムリでしょうね。
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打ち誤って、もしくは精度が悪くて日本に飛んでくることなど
ないように祈るしかありません。