本日の新聞報道では、2012年8月はものすごく暑くて、豪雨の多い
月だったそうです。
戦後3番目に暑い8月、「猛暑日」も史上最多、もしくは史上
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今年8月の日本の平均気温は平年より1.13度高く、戦後3番目
の暑さ、夏期間全体(6~8月)を通した気温35度以上の「猛暑日」
の数も、全国5地点が観測史上最多、4地点は最多タイ記録との
こと。(気象庁発表)
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1976年以降、「非常の激しい雨」の観測回数が最多
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一方、今夏は7月の「九州北部豪雨」など大雨災害も多く、1時間
に50ミリ以上の「非常に激しい雨」の観測回数は、アメダス千地点
当たり約185.4回と、夏としては統計資料がそろう1976年以降最
多なんだそうです。
私の肌感覚でいうと、この暑さや集中豪雨というのは今年に限った
ものではないように思えます。
では、どうして、こんなに狂ったように猛暑になったり、豪雨になったり
するのか、NHKでやってた番組を伏線に私なりに理解してみようと
思います。
1.やはり、そもそもの原因は「気候変動」(南方変動、エルニーニョ)
により、フィリピン海域の海水温が上がった。
2.この海水温上昇は、夏の太平洋高気圧の勢力を強めることとなり、
通常の太平洋高気圧の上側にも、もうひとつ高気圧ができた。
(日本の太平洋側に安定した大きな山脈ができた)
この高気圧の張り出しにより、連日の猛暑が続いた。
3.フィリピン海域の海水温上昇は、一方で豪雨を降らせる積乱雲の
活動を活発にした。(雨の元を大量に生みだした)
4.勢力の強い太平洋高気圧により、西から吹くジェット気流(偏西風)
の流れが変わり、フィリピン北東海上の湿った空気をどんどん日本
に送り込むことになった。(雨の元を大量に運ぶ輸送路ができた)
これらにより、暑い日が続くとともに、激しい豪雨が数日間も続く状態
になったとのことです。(NHKの解説がベース)
これを説明していた番組の図です。
どこか間違っていたら、すいませんです。