先日開催された東京モーターショー2011ですが、総来場者数で
前回(2009年)を大きく上回る結果となったとのこと。
先進機能を搭載したクルマのなかに「ハチロク」が目玉となっていま
した。おじさん世代には「ハチロク」のネーミングに懐かしさを感じて
しまったのではないでしょうか。
こちらがトヨタのお披露目された後輪駆動の小型車「86(ハチロク)」
ハチロクといえば、こちらがそのご先祖様であるトヨタの「AE86」
こちらはリトラクタブルヘッドライトの「トレノ」です。
後輪駆動でテールが流れる挙動でコーナーリングの楽しいクルマ
でございました。
このクルマが販売されていた頃は、クルマを操る楽しさを実感できる
クルマがけっこう販売されていました。
たとえば、私の好きな四輪駆動車(いわゆるヨンクね)ジャンルでも、
こんなクルマがありました。
トヨタ ランドクルーザー40。(いまでも乗りたいクルマです)
そして、かつて乗っていたランドクルーザー77
これらは、ディーゼル規制という厳しい法律によって、私の住む街
から消えてしまいました。
このランクルも、ランクル100というモデルから、「高級」、「快適」に
シフトして、オフロードを楽しむクルマではなくなってしまいました。
「快適」、「便利」、「簡単」、「エコ」を追求してしてきた結果として、
クルマは単なる「移動手段」になっているように感じています。
だから、「若者のクルマ離れ」は当然の帰結なんだと思います。
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クルマを「操る」楽しさ、つぎのモーターショーではこの復権を
期待してやみません。
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