世田谷の放射線、原発以外にもこんな物質あるんですね

東京都世田谷区弦巻の区道から周辺よりも高い放射線量が検出

された問題で、区が13日夜、記者会見を開き、福島第1原発事故

の影響ではなく、最寄りの民家床下に置かれた瓶から放射線から

発せられていた可能性が高いと発表しました。

福島原発事故が原因に違いないなんて思っていたら、とんだ

展開になってきましたね。

住民の計測で、線量が高いことが発覚

shuttlexの備忘録と私的雑感

  ↓

区に通報                 「私、見つけましたの!」

  ↓

除染するも高い線量のまま      「なぜだ・・・」

  ↓

民家からの線量が高いことが判明  「ここだぁ!」

  ↓

床下のびんから高い線量が放出中  「なんじゃ、こりゃ~」

  ↓

所有者もその存在に心当たりがない  「だれが??」

低迷しているテレビ局には格好のネタになってきました。

しかし、この一件、福島原発の事故などなければ、一般の

ひとが線量計で計測することなどないわけですよね。

いつから、こんな危険なものが置かれていたのでしょうか?

まったくもって、原発事故のあだ花のような事件です。

追記1:

本朝の報道によると、

強い放射線を出しているびんの中身は、セシウムでも

プルトニウムでもなく、「ラジウム226」という物質なんだ

そうです。

特筆すべきは、なんと、この物質、半減期が1600年!!

かつては、夜光塗料として使われていたものの、健康被害

がでて、日本では1966年以降は使われていないそうです

原発以外で、こんなにすごい放射線を出す物質がある

ですね!

放射能物質=福島原発」だって考えるのは早計みたいです。

しかし、その民家に住んでおられたひと、健康被害が出てい

ないのでしょうか?

追記2:

この民家に住んでいたかたは「90歳」なんだそうです。

この家でフツーに住んでいるだけで、かなり被ばくしていること

になるそうです。・・・そりゃ、そうだよね

それで90歳まで生きておられるということは、被爆しても

ひとによってはがん発生に対する耐性があるんでしょうか?

追記3:

産経新聞の報道によると、民家に住んでいたのは、事務系の

男性サラリーマンだったが、約10年前に死亡。

医療関係や研究者ではなかったという。

上記、追記2の90歳のかたは、そのひとの関係者で

あって住民ではないのかもしれませんね。

追記4:10月15日

みのもんたの朝ズバッ!とより、首都大学東京の福士政広教授

のコメントです。

(問い)

家主もわからないという、こんなものが民家の床下にあったの

でしょうか

「昔は研究者なら容易に手に入るものだったので、一時的に預

かっていたとか。この放射線量は今は規制にかかりますが、昔

はなかったから」

こんなに高い放射線を出す物質に規制がなかったってのが

おどろきですね。

(問い)

先生が測定された機器だと、その場でラジウムとわかるようですが、

いったいいくらくらいするんですか?

「ちょっと高いです。300万円」

やっぱり、正確に測るにはそれなりの機器でないとダメなん

ですね。