ペットも過酷な試練が続いているようです

多くの被災者を生んだ今回の大震災ですが、被災者といっしょ

に暮らしていたペットたちはどうしているんでしょうか?

震災でペットと離れ離れになってしまったら、再会できる可能性

は限りなく低いでしょう。

地震津波で命を落としたペットも多いわけですが、なんとか命

拾いしたペットにとっても、過酷な試練が続いているようです。

ネットで震災でのペットの報道を探してみると、

時事通信社

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避難所では被災ペットが人々に笑顔や癒やしを与える一方、

鳴き声や、し尿の処理をめぐる摩擦が相次いでいる。

時事通信 3月31日(木)15時57分配信

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東日本大震災から20日がたった31日、福島第1原発周辺から

の住民避難が続く福島県では、住民が自宅などに放置したペ

ットが問題化している。

飼い主が避難所に連れて行けず、放して野良犬化したケース

も多いといい、県や保健所が対応に追われている。

J-CASTニュース 2011/3/31 18:36

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避難所がペット不可の場合があるうえ、いま建設が進んでいる

仮設住宅もペット禁止だったりする。せめて、ペットとは一緒に

いたいという飼い主の願いは、必ずしも叶うものではない。

とまあ、避難生活が長くなるにつれ、いろいろ出てきています。

もちろん被災したひとたちの救済が第一なので、残念ながら

ペットにまで手を回す余裕などあろうはずもありません。

阪神淡路大震災新潟中越地震では、ペットの避難所内への

連れ込みが避難所によって異なっていたそうです。

このため避難場所の廊下で過ごしたり、学校の校庭でテントを

張って愛犬と過ごす人や車の中でペットと共に生活をする人も

いたそうです。

ペットを飼っている人にとって、ペットと避難出来る場所が必要

だと思うのですが、今回の大震災ではそんなぜいたくなことも

言ってられないのもまた事実なのです。