遠い国の卑劣なテロリスト集団、そして、なにもできない現実

私たち日本人にとって、イスラム国なるテロリスト

集団が、正体不明なものから、現実のものとして、

危険な存在だと認識される事態になりましたね。

CNNではトップ記事として報道しており、後藤

さんの人となりを伝えています。

思えば、Facebookで広がった「アラブの春」とか、

Twitterで広がった「緑の革命」。

インターネットを使った近代民衆革命の象徴といわ

れたこれらがもたらしたのは「社会の混沌」。

この混沌のなかから、本来の民主化とは異なる革命

を騙るテロリスト集団。

しかも、この集団は、斬首という恐怖心を煽る動画

をネット配信して拡散させるという現代的手法をとっ

ています。

こんな事態になっても、なんだか仮想現実のようで

ピンとこないなか、今回の事件で実感できたことと

いえば、海外でこんな事件に巻き込まれたら、いま

の日本には自ら対処する術はないという現実でし

ょうか。

追記:

「国民の命、安全を守るのは政府の責任」

邦人が危険な状況に陥ったときに、受け入れ国の

了承の(ある)なかで、救出も可能にする議論を

これから行いたい

(2日参議院予算委員会安倍首相の答弁より)