ゴールデンウィーク後半をいかがお過ごしでしょうか?
私というと、後半初日は、最近疎かにしていた私の趣味のひとつで
ある、オーディオのメンテナンスデーにしておりました。
ということで、本日、メンテナンスしたのが、こちらのスピーカーです。
さて、みなさん、このスピーカー、どこのスピーカーかわかるひとが
いますか?
傾斜を持たせた革張りのフロントバッフルに、木目の美しいサイド
ウッドをまとう、個性的なスピーカーです。ちなみに海外の製品です。
答えは、イタリアの「ソナス・ファーベル」というメーカーのスピーカー
です。いかにもイタリアらしい小粋なデザインですね。
※ソナス・ファーベルとは、ラテン語で「音の工房」。
さっそく、サイドウッドをイギリスワトコ社製のメンテナンスムースを
使って磨きをかけてやりました。まさに工芸品のようなスピーカー
なのです。
さて、このスピーカーの音というと、からっとした開放的な鳴りかた
をします。スピーカーというより、ひとつの楽器という印象が強いか
もしれません。
ソナスのラインナップでは入門モデルで、私はかつて、中古で見つ
けて、なんとか手に入れました。
ちなみにガルネリというモデルが最高峰でして、価格も200万円オー
バーなんてシロモノです。まったくアンタッチャブルですな。
さて、今宵はのんびりとYO-YO-MAのアルバムを聴いております。
メンテナンスしてやったせいか、いっそう艶のある美しい音を響か
せてくれています。
かれこれ十数年前のモデルですが、まだまだ現役で活躍してもら
う予定です。