尼崎事件、難解な相関図に「横溝正史」の作品を思い浮かべる

民家の床下から3人の遺体がでてくるわ、遺体入り?ドラム缶がでてくる

わとワイドショー向けの格好のネタになっていますね。

尼崎事件とは、(ウキペディアより)

25年以上にわたって、尼崎市を中心に兵庫県高知県香川県岡山県

滋賀県の5県で、多国籍で構成された暴力組織によって数世帯の家族が

長期間虐待、監禁され、数名が虐殺された殺人事件である。

2011年11月に容疑者逮捕で発覚した。

下手な推理小説より、複雑怪奇な事件の「主役」、64歳の女

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週刊誌では、この主役のことをこう呼んでいるようです。

   「鬼女」(『週刊文春』)

   「女モンスター」(『新潮』)

   「黒い女王蜂」(『週刊ポスト』)

   「鬼母」( 『女性自身』)

   「“尼のおっちゃん”」(『週刊女性』)

   「黒いモナリザ」(『女性セブン』)

   「鬼畜」(『フライデー』)

昨日は報道に誤って掲載された女性も出てきて、こりゃ、間違えられたら

えらい迷惑ですよね。

例によって、会社の女子連中がお昼ランチでこの事件の相関図は複雑で

よくわからないよねー、なんてやっています。

そんな雑談をきいていたら、ふと、このひとのことを思い出しました。

そのひとはこちら。 「金田一耕助」役の石坂浩二さん

※横溝氏は「古谷一行」のほうがイメージだったようですが、私的には石坂

  さんのほうが好みでしたね。

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そして、むかし読んだ、横溝正史の作品のことを思い出しました。

横溝作品というと、長編で、登場人物が多くて、こいつ誰だ的な混乱を

乗り越えて読み進むのが常でございました。

当時、相当オドロオドロシイて、怖かった横溝正史の作品ですが、なぜか

私の心を捕らえて、気がつけば、角川文庫の全作品を読破しておりました。

この事件からすぐに思い浮かぶのは『八つ墓村』でしょうか。

この作品に引用された「津山32人殺し」という凄惨な事件とどこかリンク

してしまいます。

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追記:

または、『仮面舞踏会』というのもありましたね。

読破するのにかなり根性がいったのを覚えています。

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