私のディフェンダーには、前オーナーによってウインチが取り付けてありました。
このウインチのアルミ部の塗装が経年劣化ではがれてきてしまい
ました。クルマ用品の塗料を適当に混ぜ合わせて補修をしていま
すが、さすがにうまく合う色がなくて、ご覧のとおり違和感ありあり
の状態です。
そこでペイント補修を行うにあたって、色味をできるだけ合わせること
ができないかと思案していたところ、思い浮かんだのがプラモデル用
の塗料なのです。
こちらがプラモデルの塗料です。なんといってもたくさんの色が選べ
るので、できるだけウインチの色に合わせることができそうです。
デジカメで撮ったウインチの画像を見ながら、似た色を探していき
ます。こちらはアメリカ陸軍ご用達のオリーブドラブ、第二次世界
大戦でのシャーマン戦車には必須のカラーです。
オリーブドラブの単色ではグリーンが濃いので、ダークグリーン、
もしくは少し暖色のダークアースで整えようかと思案を続けます。
最終的に選んだのが、「焼鉄色」と「ダークアース」の2色でした。
こちらが「焼鉄色」の中身です。少し色が暗めなので調合が必要
です。
そこで「焼鉄色」をベースに「ダークアース」を加えてみると、色が
かなり明るめに変わりました。
調合が終わったら、さっそく筆で塗っていきます。
完成したのがこちらです。当初の色より少し色味は変わってしまった
ものの、いい感じに仕上がりました。
塗料の耐久性がどれくらいあるかが心配ですが、塗料代もわずか
なので気軽に補修できそうです。