両神山登山、私にはけっこうハードでした

ゴールデンウィーク前半は埼玉にある日本百名山両神山に登ってきました。

両神山は、秩父多摩国立公園の一角にある標高1,724mの標高を持つ山です。

名前から想像するとおり、修験道の修行の山となっていたようです。至る所に

こんな石像が置いてあります。

shuttlexの備忘録と私的雑感

さて、この山へ登るコースとしては、

日向大谷(両神山荘スタート)から表登山ルート

迷うことはないけど1000m急登のやや健脚者向け

八丁峠コース

岩の露出が多く、鎖をこれでもかというくらい楽しめるコース

梵天尾根コース

道に迷いやすく、距離が長い一般向けでないコース

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と、まあ、この山は登山口へのアプローチもよくないうえに、ほんとうに修験道

を体験(修行のこと)できるコースばかりなのです。

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今回登ったコースはオーソドックスな表登山ルートです。

両神山荘-会所(コース分岐)-清滝小屋-両神神社-両神山山頂+東岳ピストン

今回は東岳までの偵察ピストンをプラスしました。

初っぱなから谷を右岸、左岸に渡りながら、どんどん高度を稼ぐというルートです。

ご覧のとおり、登山道はしっかりしていますので、迷うことはありません。

また、途中で沢を何度か渡りますので雨天後の増水中にはちょっと厳しいかもしれません。

shuttlexの備忘録と私的雑感

沢沿いに続く登山道を登り、どんどん高度を稼いでいくと、清滝小屋に到着しました。

きれいな山小屋ですが現在は無人です。ゴールデンウィークなので数十名の泊り客、

それにテント泊のひとがおられました。

shuttlexの備忘録と私的雑感

ほとんど休憩を取らず、清滝小屋の正面右側の「山頂へ」の道標にそって、

また急登を登っていくと稜線が現れ、まもなく両神神社が現れます。

shuttlexの備忘録と私的雑感

神社から両神山山頂には、この鎖場を登っていきます。見た目ほど

怖くありません。

shuttlexの備忘録と私的雑感

そして、ここが山頂です。高い岩の上にあるのでやっと見晴らしがきく

ようになります。

shuttlexの備忘録と私的雑感

両神山頂から東岳方面に望む光景ですが、あまり眺望は望めません。

というか鎖場をどんどん下って登っていくルートです。

shuttlexの備忘録と私的雑感

八丁尾根を東岳へ向う道の様子、高度感がわかりませんが、数十メーター

下までけっこう下に切れ込んでいました。

shuttlexの備忘録と私的雑感

東岳に向う下りはこんな感じです。一見たいしたことなさそうですが、

けっこう急な下りです。しかし、場所によっては三点確保で登り下り

すれば、鎖を使わなくてもなんとかなるところもありました。

shuttlexの備忘録と私的雑感

じつは山頂までの行程では、通勤ウォーキングの成果を見る朝練と

位置づけて、日の出とともに1000mの急登を少々の立ち休憩のみ

で登りました。

1000m登って下る、けっこうハードな山行でしたが、通勤ウォーキング

(とにかく歩く、しかも早足)をやってきたことが、決してムダではなかった

ことが確認できました。

そんな意味で、修験道的な達成感のあるハード系の山でした。

これで私のゴールデンウィーク前半の計画は、心地よい疲れとともに

終りました。次はロングぶらり旅、天気も怪しいのでどうなることやら。

追記1:

携帯のカメラでもそこそこきれいに撮れているので、気をよくしてブログ

にしてみました。

追記2:

ハードな山といいながら、シルバー登山のグループやご夫婦で登られる

かたもけっこうみかけました。なんだか歳取ってますます元気なシルバー

さんがいっぱいいるもんだと実感した次第です。