あくまでうわさですが、アップル社のMac OS X の次期バージョン
「OSX Lion」が7月14日発売ではないかとの情報が流れています。
わたしはマックユーザなので、今回のアップグレードに期待してい
るひとりです。
今回の新OSX Lionを通して見えてくることは、
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1.iPad、iPhoneのノウハウの還元
iOS ホーム画面のようなランチャができたり、
タッチパッドでジェスチャ操作が可能になるなど、
見た目から操作性まで、iOSのノウハウがOSXに還元されているそうで
す。
でも、iPhoneやiPadが当たり前という世代にはランチャーだけでアプリを
管理できたほうがいいのかもしれないけど、やっぱり私はFinderが不可
欠だと思うひとりです。
2.わずか2600円のOS価格
¥最新OSに、わずか2600円という魅力的な価格でアップグレードでき
るというのはうれしい限りです。
そして、iTunesのアカウントが同一であれば、何度でも、何台あっても
追加料金が不要ということです。
これにより、新モデルへの切替え、移行を促そうとしているように思えま
す。
マイクロソフトのようにアップグレードにたくさんのバージョンが存在した
り、価格も高額だったりするのと対照的ですね。
これはソフトとハードをいっしょに持つメーカーとしての強みなのでしょう。
3.新しいハードウェアへの対応
今回の新OSでは直接は関係ないものの、アップルは新OSのリリース
に合せてドラスティックに新しいメディアや機器接続の規格を打ち出して
きました。
過去、フロッピディスクもいち早くなくしましたし、ADCというディスプレイ
との接続ポートを作ってみたりと野心的に対応していくのですが、使う側
ではそうやすやすと対応できず、まったく困ったメーカーでもありました。
今回は、新MacBookProにサンダーボルト(Thunderbolt)と呼ばれる高速
な通信ポートを導入しています。
現在のメジャーな機器接続ポートであるUSB、なかでも3.0で5Gbps
というときに、サンダーボルトは10Gbpsから始まり、将来は100Gbps
になるんだそうです。
このOSの登場で、Core2Duo未満のCPUを搭載したマックではイン
ストールできなくなりました。
さて、7月6日リリースが外れましたが、この14日リリースには期待し
ています。(アップルは一切の情報を出していませんけど・・)
リリースされたら、さっそくインストールしてみたいと思っています。