明日、2月3日は「節分」ですね。
「節分」というのは、季節の移り変わるときを指すことばです。
季節を春夏秋冬の4つに区分するために考案された「二十四節気」
では、一年に4回、立春、立夏、立秋、立冬がありますが、この日の
前日を「節分」というそうです。
ですから、本来、「節分」は年4回ありましたが、とくに立春が一年の
始まりと考えれることから、「節分」というと春の節分を指すものとな
りました。
季節の変わり目には「邪気」が生じると考えられており、これを払う
ための行事の一つが「豆まき」です。
豆は「魔滅」に通じ、鬼に豆をぶつけることにより、邪気を追い払い、
一年の無病息災を願うという意味合いがあるそうです。
さて、「二十四節気」では、1年12ヶ月をさらに半分にして、約15日
くらいで季節の移り変わりを示していました。
【ウキペディアの図表より】
ちなみに、今日は節気では「大寒」に属し(終わり頃)、これから、
春が立つ「立春」(2月4日頃)、雪が雨に変わる「雨水」(2月19
日頃)、そして冬眠していた虫が穴から這い出てくる「啓蟄」(3月
初旬)、そして下旬に「春分」となります。
なんだか、数字で月日を数えるよりも、二十四節気のほうが、
季節の移り変わりがわかりやすくていいですよね。