NECとレノボ提携に思う私的雑感について

NECと中国のレノボ・グループがパソコン事業で提携すると

正式発表しましたね。

6月をメドにレノボが51%、NECが49%を出資する合弁持ち

株会社を設立するそうです。

合弁のかたちを取ってますが、実際はレノボの買収なんだろう

と勝手に思っている私です。

-----------------------------------------------------

NEC(日本電気)といえば、80~90年代は国内無敵だった

のになあ。

-----------------------------------------------------

むかしむかし、パソコン黎明期の8ビットパソコンでは、NEC、

シャープ、富士通が御三家でした。

私のパソコン歴の始まりは、シャープのMZ2000と日本電気

のPC-8801mkⅡでした。

それから、私は高嶺の花だった9801を購入するに至りました。

たしか、VM2だったと記憶しております。(写真はその後継のVX)

shuttlexの備忘録と私的雑感

当時、NICの国内でのシェアは90%を越えていて、まさに国民機

の様相でした。

入社したてのころ、会社の9801機でエクセルの前身である「マルチ

プラン」を使って集計を行っていたなあ。

DELL、HPなど海外勢に押されて、薄利多売状況が続き、さらに

海外展開がうまく進まず、市場規模の格差が広まるばかりだった

ようです。

日本国内では現在も首位ですが、国内の電機、IT大手では一人

負けの状態なんだそうです。

どんなに国内シェアがあり、強い者でも、いつかは衰えていくもの、

市場とは儚いものである。

なんて、あの強かった平家のようなことにならなきゃいいのですが。。