犯人はGoogle(確定)。責任はとってもらえるのだろうか?

ネットの報道では今回の日本広域でのネット障害の引き金は米Googleの通信機器の誤設定によるものとの報道が出てきましたね。

そんなネットの上流で大量のパケットを誤って案内すりゃ、DDos攻撃とおんなじことでしょう。

しかし、もらい事故みたいなトラブルで、その対応に追われてしまったシステム管理者の方も多かったことと思います。一つ間違えると世界中にとんでもない影響を与えるってところが怖いですね。

今回のことは不作為かもしれませんが、自分の落ち度で人様に迷惑をかけたら弁償する(民法上の損害賠償)が発生するんじゃないですかね。実際、営業ができず機会損失を受けた会社もあるわけですし。

Googleさん、そうなったら、どうするでしょうね。

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事例は違うけどトレンドマイクロが誤ったパターンファイルを配信して世界的なトラブルを起こしたり、シマンテックでもウイルス削除の記述に、マックの起動コマンドを削除するコードを書いていて、マックが起動しなくなったトラブル等々、枚挙にいとまはないのです。

でも、ご迷惑をおかけしてすいませんと謝っておわりでしたから、今回もそれで終わりかもしれませんね。

おかげで仕事にならないと、ちゃっかりプレミアムフライデーしたひとがいたとすれば、このトラブルを唯一喜んでいるのは、政府の役人くらいか。

 

追記:8月26日

グーグル社は「ネットワークの誤設定により障害が発生し、8分以内に正しい情報に修正した。ご不便、ご心配をおかけしたことをおわびする」としている。(毎日新聞報道より)

やはり、ごめんね以上、で終わりみたいです。