なんだかんだよく休む人でした

ブログに書いた部下の異動ですが、いま

考えれば、ずいぶん手を焼いた女性でした。

私の会社は女性が多い職場なので、わりと

子供を持つ女性への配慮はしてきたつもり

です。

異動した部下は、子供が小学生低学年で

あることを理由にフレックスで5時上がりを

コアタイムにしていました。

また、学校行事で毎週、どこかに半休なり

全休を1回はとっていました。つまり週休4

日制ですね。

子どもをもつ女性だからと仕方ないことだと、

仕事は他の部員に振り分けて支援してきた

つもりです。

そこにきて、本人自身が生理痛などを理由

に朝、突然スマホメールを送ってきて休ん

だり、子どもが熱出して、ヘルペスに罹って、

インフルエンザにり患して、なんてことで週に

2日しか勤務しない週もちょくちょくあった

と記憶しています。

正直、わかっている休みには対応できるけど

急な休みになると、臨時に業務を代行する

他の部員に負担がかかるので自ら業務を

担当していました。

私も管理職ですから、なんとか休みを減らして、

他の社員に迷惑をかけないようにできないも

のかと面談もしました。

しかし、本人は子どもを持っているのだから

仕方ないでしょう、病気になったらしょうがない

でしょと反論され、その先どう対処すればいい

か戸惑っていました。

いっしょに仕事をしてきた期間をいま振り返ると、

「振り回された」というのが実感です。

そんな部下がもとの営業に異動したのち、後任

で業務を担当してくれることになった、これまた

異動でやってきた女性から、業務打合せしていた

とき、

「なんで○○さんってもう子どもさんも大きくなって

いるのに、あんなに休んでいるのか不思議でした。」

と、率直な感想を伝えてくれました。

ああ、やっぱり回りのひとたちもそう考えるよね。

いろいろやってきたんですけどね。

こんなケースはレアかもしれませんけど、女性が

活躍する社会を作るのもけっこうたいへんです。