今日は少々重い話題なのですが、不妊治療への助成対象を
「42歳まで」とする案で決まったとの報道について思うことなど
書いてみます。43歳以上では大幅に妊娠率が低下と母体リス
クが増大するのがその理由のようです。
年齢で区切るってことは、たしかに合理的かもしれませんけど、
私の知人にも子どもを授かりたいと願うひとがいて、どうやらそ
のボーダー年齢のようなのです。心情的には、一律年齢で切ら
なくても上限値を設定するくらいでいいのではと思うんですよね。
私の知人は早くに結婚はしたのだけれど、どうにも子が授から
なくて治療しているのですが、一回あたりの費用がかなり高い
んだそうです。
さて、この問題のベースにあるのは女性の晩婚化なんだそうで、
たしかに、自分の身の回りを見渡しても、30歳を過ぎた女子、な
かには40代の独女がけっこういて、ばりばり働いています。
女性の晩婚化(東洋経済オンラインより引用)
なんとある予測では、2025年には男性32.5歳、女性33.0歳と、男女
逆転するのだとか。(驚)
しかし、むかし、といってもそんな大むかしじゃないけど、30過ぎたら
高齢出産になるから、それまでに子供作れと親に言われていたもの
だけど、いまじゃ、女性の社会進出でそういう話しはしずらくなったし、
社会的にも、女性登用なんてやってますし。
いまじゃ、会社の女子に不用意なことを言ったりした日には、やれ、
セクハラだの、退職勧奨?などとたいへんなことになるでしょう。
晩婚化と不妊に問題ついては、避妊は教えてきたけど、不妊リスク、
とくに昨年のNHK番組で話題となった「卵子老化」なんてことをまっ
たく教えてこなかったことも要因としてあると思いますよ。
自然の摂理も考えぬまま、やれ「美魔女」、「アラフォーもてき」など
と、言ってる場合じゃないですよね。