パソコンユーザが気付かぬうちに遠隔操作され、なりすまし犯罪に
巻き込まれている事件。知らぬうちに犯人として逮捕され拘留されて
しまうという事例がでて、明日はわが身と不安になっているかたも
多いようです。というわたしもですが。。
NHKニュースでの解説より引用
この原因となった遠隔操作ウイルス「iesys.exe」(アイシス)の駆除
ソフトが、ものすごい勢いでダウンロードされているそうですから、今
回のような事件で、セキュリティ意識が高まったのは皮肉なことです。
さて、さも新しいウイルスのように騒がれていますが、よーく考えてみ
ると、以前からある、「バックドア型不正プログラム」のたぐいだったり
するわけなのです。
しかし、今回の課題は、犯人が個人的に作成してウイルスを配布した
りすると、ウイルス対策していても、パターンファイル(手配書)が間に
合わず防御ができないことでしょうか。
また、ネットバンクで偽の情報入力画面が出てきて、それに入力した
ことで、暗証番号などを盗み取られるという事件が発生しています。
どうもこの原因もある特定のウイルスに感染したパソコンでは、この
ような状態になるとのこと。
いままで、こんな手の犯罪は、「フィッシングサイト」として注意喚起が
されていますが、今回のは本物のサイト上で正規のロゴなどが付いた
偽画面が表示されるというから、かなり巧妙ですよね。
頼みの綱である、アンチウイルスソフトのオートプロテクト機能が機能
しないとなると、それをひとまず補完するような機能を追加して提供して
いただきたいものです。
しかし、自分のことは自分で守るとなると、むやみにダウンロードしない
とか、ネットでうろうろしないとかしか手はないのでしょうか。
追加:
そういえば、スマホの個人情報流出アプリ公開容疑で5人逮捕っていう
ニュースも出ていますね。
この流出アプリによって、少なくとも約9万人にダウンロードされ、それ
ぞれのスマホから、電話帳に登録されていた約1183万件の電話番号
やメールアドレスなどが流出したいうもの。
とくにアンドロイドのアプリは管理がゆるいことで、悪意を持つアプリも
登録できてしまうわけです。
流出が怖ければ、いっそのことガラケー(携帯電話)にご先祖戻りすると
いう選択肢を取るひとも出てて来ても、おかしくないかもですね。