永田町のお偉いさんたちは、関連法案が成立した暁には「近いうちに」
に国民の信を問うことで合意した、な~んて報道に騒いでおられます。
(若輩者ですが)私から言わせていただけば、よくもまあこんな曖昧な
表現だけで納得したものだと、その大らかさに敬服しています。
しかしもって、私たちのお仕事の世界では、断り文句の常套句(社交
辞令)が、この「近いうちに」ではないでしょうか。
ネットで拾ったアンケート結果では、
Q.ビジネスで使う絶対実現しない社交辞令だと思うフレーズを教えて
ください。(複数回答)
1位 「前向きに検討させていただきます」 40.6%
2位 「近いうちに飲み(食事)に行きましょう」 32.2%
3位 「近くに来たら寄ってください」 24.1%
4位 「機会があれば一緒にお仕事したいですね」 23.8%
5位 「また、お目にかかれますことを楽しみにしています」 21.8%
COBS ONLINE会員20代男性261名へのインターネットアンケート
「近いうちに」とは、いつのことですか?
本当にそのことの確約を取りたいのなら、具体的な日時を求めるはず
ですから、ここは密約があったとうわさされるのも、うなずけます。
自分たちもやりたい消費増税だけど、この際、汚れ役はあの党に押し
つけといて、あとは解散させて政権に復帰しちゃおう、という邪な思い
はひしひしと伝わってくるのです。
追記:
そーら、言わんこっちゃない。
「近いうち」の解釈に明らかなズレがでてきているとの報道です。
民主党幹事長は、「会期中の解散はない」
別の与党幹部は、「年内の解散はなくなった」
それにしても、これで消費増税が決まり、あの党は増税だけ実現して
終わるということでしょうか。