一ツ橋ホール(日本教育会館)で開催の映画『日輪の遺産』の試写会
チケットが当たったので、昨晩鑑賞してまいりました。
ざっとあらすじはこんな感じです。(Goo映画より)
終戦間近の昭和20年8月10日。帝国陸軍の真柴少佐は、阿南陸軍大臣ら
軍トップに呼集され、ある重大な密命を帯びる。山下将軍が奪取した9
00億円(現在の貨幣価値で約200兆円)ものマッカーサーの財宝を、
秘密裡に陸軍工場へ移送し隠匿せよ……。その財宝は、敗戦を悟った阿
南らが祖国復興を託した軍資金であった。真柴は、小泉中尉、望月曹長
と共に極秘任務を遂行。勤労動員として20名の少女たちが呼集される。
御国のため、それとは知らず財宝隠しに加担するが、任務の終わりが見
えた頃、上層部は彼女らに非情きわまる命令を下す。果たして少女たち
の運命は?そして財宝の行方は…?
会場は満員で、年齢層はちょっと年配のかたが多かったように思います。
また、浅田次郎さんのファンのかたもいらっしゃったようです。
試写会が終わって退出の途中で原作をもとに語っているかたがいたので。
私の個人的な感想としては、原作がいいものなので、映画化するのなら、
原作に忠実でなくても、監督として訴えたいところをもっと絞って描写して
もよかったのではという印象でした。
たとえば、健気なこの少女たちの想いをもっと伝えるとか、
真柴少佐役の堺雅人さんは良心と命令との葛藤を描くには適役かもです。
個人的には、座間曹長役の中村獅童さんのキャラが光っていたように思い
ました。